【デュエマ】王来MAX第一弾開けてきたよ
こんにちは、やすぜろです。
王来MAX第一弾、開けてきました。
人生初の箱買いです。
届いたときめっちゃワクワクしました。この中にパックが……!!
ちなみに、そもそもパックを剥くの自体めちゃくちゃ久しぶりだったんですよね。多分6年振りくらいだと思います。
最後に買ったのは「超王道戦略ファンタジスタ12」で、何か水のドラゴンが当たった覚えがあります。
このパックを知らない人のために簡単に解説すると、戦略ごとに封入カードが決まっており、パックの中身は固定となっています。最近で言うところの「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」の系譜です。
で、肝心の開封結果なんですが、こんな感じ。
光り物はこんな感じでした。トレジャーがちょっと被ったぐらいで、悪くない結果です。
まあ、ぶっちゃけこの箱が当たり箱かハズレ箱かなんて、どうでもいいんですよ。
通話しながら同時にパック剥くのがクソほど楽しかったんで、ライオネルが出なかったとかはマジで関係ないです。
久しぶりにパック剥いたってのもあるでしょうけど、そりゃもうめっちゃ楽しくて楽しくて。ちょうど欲しかったグーゴルの20thレア引けた時なんか、テンションブチ上がりましたね。
気になったことといえば、パックの中身。時たま光り物が無いパックがありました。
前に、通話しながら人がパラレル開封してるのを眺めてたんですけど、その時は確定でVR以上が1枚は出てたんで、1パックから光り物確定って無くなったんですかね?ちょっとここは気になります。
総括としては、通話しながら箱を開けるのはめちゃくちゃ楽しい、ってことです。お互いにSR引いたときとか盛り上がりますしね。
今回も、20thBレア出た時なんかは大盛り上がりでした。まあ、私だけBレア引けなかったんですけど。人生の悲哀を感じますね。
6月末に王来MAX第二弾が出るので、その時にまたやろうかと思ってます。
では。
【デュエマ】王来MAX、始動。
こんにちは、やすぜろです。
4月9日に2種類のスタートデッキが発売され、王来MAX篇がいよいよ始まりました。というわけで、今回は気になるカードをいくつかピックアップしていこうと思います。
- 《ヴィオラの黒像》
S・トリガーのタマシードで、除去とリアニメイトを両立することが出来ます。単純に言うと、1コスト増えて、タップしているクリーチャーも対象に取れるようになった《地獄門デス・ゲート》です。
これ、めちゃくちゃ気になってるカードで、多分デッキに普通に入れると思います。
特に、タマシードっていう点が優秀で、これはクリーチャーでも呪文でも無いため、既存のメタカードがまっっっっっっっっっったく機能しません。呪文がロックされようと、クリーチャーがロックされようと問題なく使うことが出来ます。
お察しの通り、VANナイン大王の最強ロックがいとも容易くブチ抜かれます。これまでは、《疾封怒闘 キューブリック》とか特定のカードを使わないと返せなかった盤面が普通に突破される時代が来たというわけです。
VANを見るための受け札として、これまでは《ジ・エンド・オブ・エックス》を採用していましたが、呪文が封じられた対面を考慮すると、こちらに差し替えた方が良いかもしれません。
- 《オンソク童子<ターボ.鬼>》
コスト2のスター進化クリーチャーで、cipで手札交換、さらにタマシードから進化していたら1枚ドローすることが出来ます。
手札の質を高めながら速攻を仕掛けられるというだけでも優秀ですが、注目すべきは、「火文明かつ種族にソニック・コマンドを持っている」という点。このカードの登場により、最速2ターン目にレッドゾーンが走れるようになりました。
一応これまでも、ブレイズクローに《暴龍警報》を当てて、レッドゾーンを2ターン目に走らせることは出来ましたが、《暴龍警報》が殿堂カードなこともあり、再現性は高くありませんでした。
そのことを考えると、現代デュエマは2ターン目にレッドゾーンを走らせても問題ないと判断される程カードパワーが上がったと言えるでしょう。なんだか感慨深いですね。
進化元の条件はレクスターズか火のクリーチャーと比較的緩いため、1ターン目に立てておいたブレイズクローや各種軽量タマシードから簡単に進化することが出来ます。
タマシードにはカード指定除去などの限られた手段でしか触れられないため、進化元が除去されて場に出せない、なんてことにならないのも優秀ですね。ちょうどレッドゾーンデッキを調整しようとしていたので、このカードは4枚入手しておこうと思います。
- 《カチコミ入道<バトライ.鬼>》
今、最も注目されているのはこのカードでしょう。
3コストのクリーチャーながら、アーマード・ドラゴン、フレイム・コマンド、レクスターズと優秀な種族をこれでもかと言うほど持っています。
DMPの皆さんはもちろんご存じだと思いますが、このデュエル・マスターズというゲームにおいて、ドラゴンとコマンドを持っているということは、それだけで莫大な恩恵を受けられるのとイコールです。侵略や革命チェンジといったイカレギミックはこれらの種族を参照します。
そこから導き出されたのが、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》とのコンボです。
コンボ内容は至って単純で、
- 《バトライ.鬼》の攻撃時に《ドラゲリオン》と《レッドゾーン》の侵略を同時に宣言。
- 《ドラゲリオン》が一番上になるように重ねつつ、《ドラゲリオン》のメテオバーンで相手のシールドを全てブレイク。
- そのままダイレクトアタック。あなたの勝ちです。
このコンボの強力なところは、攻撃のタイミング的にG・ストライクが回答にならないことです。加えて、レッドゾーンのcipは待機したままであるため、S・トリガーで出てきたブロッカーなんかを着地狩りすることも出来ます。
また、ブレイクされたシールドから捲れたトリガーでドラゲリオンを除去したとしても、ドラゲリオンを選んだことによる2ランデスが飛んできます。3ターン目の2ランデスがどれほど強力かは言うまでもないでしょう。
さらに、《バトライ.鬼》は(タマシードから進化した時限定ですが)cipでバトルを行えるため、踏み倒しメタを除去してから安全に侵略するといった芸当が可能です。偉すぎない?
早速CSで結果を残しているようですが、無事にドラゲリオンは1枚1,700円にまで高騰しました。なので、気になっているデッキですが当分組めなさそうですね……
というわけで、今気になってるカードはここら辺ですかね。王来MAX篇第1弾発売まで毎日新カードの情報も出るのでそっちにも注目ですね。
【デュエマ】カード考察 その3 《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》
こんにちは、やすぜろです。
4月になって、だんだん暖かくなってきましたね。こうも暖かいと、ついボーっとして意味もなくカードを買ってしまいそうなので気をつけたいところです。
ちなみに私は、意味もなく《蒼き団長 ドギラゴン剣》を買いました。そのうちデッキを組もうと思います。
では、今回もやっていきましょうか。
今回のカード
《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》です。
初出はDMRP-08で、ツインパクトのムートピアです。クリーチャー面はスマッシュ・バーストを持っていて、呪文面の《クリスタル・メモリー》を攻撃時に唱えることが出来ます。
このカード、結構好きなんですよね。
前回の記事でも言いましたが、私って器用なカードが好きなんですよ。堅実な仕事をして、フィニッシャーに繋ぐような役割のカードが好きで好きで。チェンジザとか、それはもう大好きです。
で、こいつは毎ターン《クリスタル・メモリー》を撃てるわけなんですが、それってヤバくないですか?だって、《クリスタル・メモリー》ですよ??
これは完っっっっっっっっっ全に個人的な話なんですが、私の中で《クリスタル・メモリー》は、何と言うか、特別なカードなんです。山札から好きなカードをなんでも引っ張ってこられるってのが、幼心にぶっ刺さったわけです。
あのファッティごちゃまぜデッキが回ってたのはこのカードのおかげと言っても過言ではありません。シノビとかピン差しのカードをこれで持ってきて、まさに自由自在に選べれば、攻めも守りも100点満点!でした。まあクリメモもピン差しだったんですけど
クリメモと言えば、私はクロニクルデッキで再録された時のやつが好きです。理由はそのフレーバーテキストにあります。
記憶は儚く、脆いもの。だが、その積み重ねが人生となる。
ハァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや、エモすぎませんかこれ??
こんなんお出しされたら、デッキ内のクリメモ全部これにしますよね??するでしょ???うん、する。した。
これまで、このカードを数えきれないほど使ってきた経験や思い出が積み重なって、それが今のデッキ、ひいては人生となるって……いや、こんなんダメでしょ。クロニクルデッキだからって涙腺に攻撃しちゃダメだろ!!!!!!!!!
話を戻して、こいつの評価なんですが、めちゃくちゃ強いかと言われると、それは否です。
スマッシュ・バーストの仕様上、SAを持たないこのクリーチャーは、能力を使うまでにどうしても1ターンのラグが生まれます。その間に除去されたら単純にディスアドバンテージでしかないんですよ。手札減るし。
そして、一番の難点は、何と言ってもパワーの低さ。こいつ、パワーが1000しかありません。同サイクルの他のクリーチャーは、どれも3000以上あるのに……
小型クリーチャーの除去呪文がインフレした現代デュエマにおいて、パワーの低さは死活問題。加えて、クリーチャー面と呪文面のコストが1しか違わないため、普通に4マナで呪文面をそのまま撃った方が安全です。
にしても、何でこんなにパワー低いんでしょうね?いくら毎ターンサーチが撃てるとはいえ、2000くらいはあっても良かったんじゃないですかね……?
あれ、こいつと同じ3マナで3枚のカードに触れてかつ、パワーも3000あるクリーチャーが居たような……?
というわけで、《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》でした。
クリメモが好きなだけでは?って言われると、まあ、それはそう。
【デュエマ】何か変なことしよう
こんにちは、やすぜろです。
【薫風武装】を組んだ際の記事でも書きましたが、DMPは「1つのデッキを組むと、すぐ次のデッキを組みたくなる」病気を患っています。
で、今回もその持病が再発したんですが、組みたいデッキがどれも高い。
環境デッキって、当然ですがどれも強力なので、自分も使ってみようって人が増えるんですよ。そうなると、そのデッキに採用されているカードは需要が高まり、価格が高騰します。もともと供給が少ないSRなんかは暴騰します。
実際、私が組んでみたいと思ったデッキも、それらの高額カードを前に断念せざるを得ませんでした。
その結果、比較的安価で組めるデッキへと行きつくわけです。私は、決して好き好んでクソデッキばっかり組んでいるわけではありません。クソデッキが好きかと言われたら大好きですが
では早速今回のデッキを紹介していきましょう。
これまで、エクストラウィンやマナ染色などいろんなことをしてきましたが、やってないことがまだあります。
それは、ワンショットとループです。
何もない状況から一気に即死打点を揃えるワンショット、決まれば大抵の場合人間が死ぬループ。どちらも一度は使ってみたいデッキタイプです。
環境で活躍しているこれらのデッキタイプと言えば、ワンショットなら【JO退化】、ループなら【ネバーループ】が挙げられます。ですが、先述の通り、環境で使用されているデッキの構築費用はバカ高くなります。
なので、安価で組めるワンショットデッキが今回のテーマです。ループデッキはその……なんか良さそうなの無かったんで……
話を戻しましょう。今回の主役はこのカード。
《ラッキー・ダーツ》です。
効果は至って単純、自分のシールドにある呪文を運が良ければ踏み倒すことが出来ます。
見ての通り、運の要素が極めて高く、長らくファンデッキで使われる程度のカードでした。しかし、超次元呪文とサイキック・クリーチャーが登場すると状況は一変。40枚のほとんどが呪文で構成された【超次元ダーツ】が成立すると、一気にトップメタに食い込みました。
1ターン目から《ロスト・ソウル》を撃つなんてことは許されるわけもなく、2011年1月15日にしょっ引かれました。
1枚制限となった後も、これ一つでゲームを決めかねない力を持ったカードでしたが、殿堂入りから4年後の2015年、大幅な強化パッチを手に入れました。
《伝説の禁断 ドキンダムX》と《オールデリート》です。
これにより、【ダーツデリート】が成立。さすがにここまで来ると、もはやファンデッキの枠には収まらず、地雷として普通に有用なデッキとなりました。
はい、お察しの通り今回のデッキは【ダーツデリート】です。
このデッキの回し方は、ダーツからデリートを捲って、その効果でドキンダムの封印を全部引っぺがして禁断解放。そのままダイレクトアタックして終わりです。
理論上、先行1キルという赤単もビックリな速度で勝てるこのデッキですが、そうそう都合よく毎回デリートを引ける訳もありません。私としても、さすがにそこまで運に左右されるデッキは組みません。
つまり、「確実にデリートを唱えられる」状況をお膳立てする必要があるということです。
というわけでデッキリストになります。何か最高に頭の悪い超次元ゾーンが見えている気もしますが、安心してください。しっかり頭が悪いです。
コンセプト
- 《ラッキー・ダーツ》
核。
これでデリートを唱えて、盤面と相手の精神をボロクソにします。1枚しか入れられないので各種サーチで引っ張ってきましょう。
余談ですが、私は最初、なぜかシールドを選ぶのは自分だと思っていました。なので、「4マナトライガードからダーツで終わるじゃん」とか思っていたわけですが、これが自分で選べていたら、デュエマはとっくに終わってますし、ダーツは温泉にぶち込まれてます。
当然そんなことは無いので、何とかして「選べるシールドが無い」状況を作り出しましょう。
- 《オールデリート》
核その2。
ダーツから捲る以外で唱える手段は無いため、シールド操作カードの採用が前提となります。
勝手に、昔からあるカードだと思っていたんですが、初出は革命編と割と最近でした。最初に出た時の枠が旧枠だったからそんな気がしてたんでしょうね。革命編も昔だろとか言わないで
- 《禁断 ~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》
核その3。
ゲーム開始時から場にある特殊なカードで、封印を6つ付けた状態で置かれます。
この封印は本来、同じ文明のコマンド(ドキンダムなら火)を出す毎に1つずつ取れるシステムになっているのですが、ルール上、「コスト0のカード」として扱われるため、デリートで全部引っぺがすことが出来ます。デリートがカード指定除去だからこそ成せる業ですね。
また、ドキンダムは先述の通りゲーム開始時から場にあるため、召喚酔いがありません。禁断解放したらそのまま殴れるわけです。デリートの効果によって場は荒れ果てているため、ドキンダムのダイレクトアタックを防ぐ術はありません。あなたの勝ちです。
採用カード
- 《ロジック・サークル》等
ピン差しのダーツを引っ張ってくるサーチカードです。《ロジック・サークル》はデッキトップに、それ以外は手札に持ってきます。
なぜか同型呪文が複数あったため、各種4枚、気合いの16投です。初手で引ける確率は、なんと94.2%。間違いなく過剰です。
また、山札を見るため、ダーツが盾落ちしてないかどうかの確認などが出来ます。そこから、大まかなゲームプランを立てることも可能です。
- 《龍脈術 落城の計》
場のコスト6以下のカードをバウンスする呪文です。環境では【アナカラー墓地退化】に採用されています。
このデッキでは受け札というよりは、封印を剥す役割の方が大きいです。普通に封印を剥すと、墓地に行ってしまうためサルベージの手間が掛かりますが、これなら直接手札に持ってくることが出来ます。
とはいっても、何枚目の封印がダーツなのかまではさすがに分からないため、あまり期待はしないでおきましょう。この枠を、墓地から呪文を唱えるカードにするのもアリです。
- 《デビル・ドレーン》
自分のシールドを好きな数手札に加えることが出来ます。もちろん殿堂。
サーチで山札を見た際にダーツが見えなかったらこれを回収して盾落ちをケアします。逆に、既にダーツを引けている場合は、これでシールドを1枚にしてトライガードを撃つことで起動できます。
強力な反面、シールドを減らす行為は下手したら自滅に繋がりかねません。戦局をしっかりと把握し、ここぞという場面で使いましょう。《光姫聖霊ガブリエラ》との相性も良好ですが、今回は採用していません。
- 《トライガード・チャージャー》
ダーツデリートをバグらせた張本人です。
エメラル系統でお馴染みのシールド操作ですが、なんとこのカードは回収と追加の両方が任意となっています。デリートを埋めるのはもちろんのこと、回収できる数が減った《デビル・ドレーン》としても使えます。
そしてこのカード、チャージャーです。デリートを埋めながらアンタップした白マナを生み出します。このおかげで、タイムラグなしでダーツを撃つことが出来ます。バグかな?
- 《黒神龍ブライゼナーガ》
cipでシールドを全て手札に加える豪快なクリーチャーです。
このカードによる回収はS・トリガーを使えるため、複数のトリガーを暴発させて、なんやかんやでデリートを撃ちます。要するに起爆剤です。当然殿堂。
- 《ドレミ団の光魂Go!》
ブライゼで暴発させるトリガーの1つです。
オールタップを持つため、単純に受け札としても使えますが、コスト5以下の光か水の呪文を踏み倒すモードも選択できます。この効果でトライガードを踏み倒すと、自分のシールドはデリートを仕込んだ1枚だけとなります。あとはダーツ撃って終わりです。
各種サーチ呪文と同時にトリガーした場合、そちらの効果でトライガードを調達してから踏み倒すといった芸当も可能です。便利!
- 《超次元ガード・ホール》
ブライゼで暴発させる……のではなく、サブプラン。
最初に頭の悪い超次元ゾーンがチラ見えしていたことを思い出してください。デリートがどうしても唱えられそうにない場合は、こっちを使って禁断解放します。
出すのは《時空の支配者ディアボロスZ》。火のコマンドなので、これでまず封印が1つ剥がれます。覚醒する時に場のカードを3枚山札に戻すので、残りの封印はこの時点で2つです。
覚醒すると、コスト20の《時空の支配者デビル・ディアボロスZ》となるので、そこに《超時空ストームG・XX》を2枚重ねます。こいつは火のコマンドなので、しっかり封印が剥がれます。これで封印は0枚。無事に禁断解放出来ました。
後はドキンダムやストームGで殴り倒しましょう。このプランでは、相手のシールドを消し飛ばしていないため、コスト5以上のトリガーを引いてドキンダムが除去されたらそれまでです。なのでこのプランはなるべく取りたくないんですよね……
- 《唸る鉄腕 ギリガザミ》
ブライゼで暴発させるトリガーその2です。
普通にトリガーとして出た場合は、1枚ドローして相手1体をバウンスするだけで、はっきり言って微妙です。しかし、シールドが0枚の時にトリガーすると、手札からコスト9以下の呪文を踏み倒すことが出来ます。後は光魂と同じで、トライガードからのダーツで〆です。
似たようなカードとして、《貝獣 ウーニ》があります。
こちらもスーパー・S・トリガーを持っていて、墓地からコスト4以下の呪文を2枚唱えることが出来ます。
ウーニの優秀な点は、何らかの理由(主に封印)で墓地に落ちたダーツを回収できることが挙げられます。
コスト4以下を2枚、というのもこれまた優秀で、ちょうどトライガードとダーツを唱えることが出来ます。相手のターンにデリートを決めることも夢ではありません。
落城をこれに変えたほうが強い気がします。
回し方
まずは、過積載した各種サーチカードを使って山札を確認します。初手で《ロジック・サークル》を引けたらアドです。
ダーツがあるなら最優先で回収しましょう。盾落ちしてる感じだったらドレーンを回収。どっちも落ちてたら、ブライゼを引けることを祈りましょう。《クリスタル・メモリー》入れてもいいかも?
ダーツを引いたら、後はシールドを減らしてトライガードを撃ちましょう。
ブライゼで暴発させるのが一番ですが、ドレーン+トライガードでも問題ありません。極論、シールドが1枚の状況を作ることが出来ればいいため、相手が攻撃してきても、むしろありがたいことが多いです。
デリートが決まったら、禁断解放したドキンダムで何もできない相手を殴ってゲームセット!!
終わりに
結局いつものように変なデッキを組む回になってしましましたが、ダーツデリートはロマン溢れるデッキなのでまあいいでしょう。
次はまともなデッキ組みたいですね。クソデッキのストックはそんなには無いと思うので……無いよね?
(2022 3/30追記)
デッキの半分以上を呪文が占めるため、ドロー兼マナ加速要因として、《ケンザン・チャージャー》の採用もアリかもしれません。
【デュエマ】王来MAX篇に向けて色々
こんにちは、やすぜろです。
早いもので、王来MAX篇第1弾「鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」の発売まで1か月を切りました。デュエチューブの配信で、やたらテンションの高い真木さんを見ていたのが遠い昔のようです。
配信内でも説明があったように、王来MAX篇ではスターMAX進化やタマシードといった新ギミックが登場するとのことで、環境に大きな影響を与えそうです。
スターMAX進化は、パッと見た感じだと、「進化元を必要としない」、「自身をコストとした敗北回避能力」という2つの要素を持った能力語のようです。
そして、デメリットとして、場にスターMAX進化クリーチャーを2体以上並べることは出来ないという制限が課せられています。まあ、こんなのが複数体展開されたら相当厄介ですからね。
感覚としては、エグザイル・クリーチャーに近いと思います。あちらと違うのは、「既に場に自分のスターMAX進化クリーチャーが居ても出せる点」です。
あくまでも「場に並べられない」のであって、「場に出せない」訳ではないということです。なので、とりあえず出してから、どれを戻すか選ぶといった動きが可能です。
テキストを読む限り、こう解釈できるんですが……まあ、もし違っても許してね!!
個人的に気になるのは、今年は単色推しなのかな~ってとこです。
スタートデッキや第一弾のカードリストを見てみると、単色カードが多いように感じます。まだカードリストが出そろったわけではないので、気のせいかもしれませんが……
あくまでも現時点では、なんか少ないかな~って印象ですね。
5cを使うものとして、多色推しの王来篇はかなりありがたかったんですが、単色推しになるならそれはそれで、単色の強いカードが出てくると思うので結局無問題だったりします。採用できそうなカードが出てくるか楽しみですね。
そして、再録。
王来MAX篇では、これまでの20thレアに加え、20周年トレジャーが追加されることになりました。歴代の名カードが収録されるとのことで、20年くらい再録が無かった《深緑の魔方陣》がついに再録されました。
20周年トレジャーは、レア度が高い順に、金・銀・銅・黒の4段階に分かれており、銅以上がフォイル加工となっています。今のところ、公開されている金トレジャーは全て豪華クリエイターとのコラボカードになっています。
注目の再録は、何と言っても《天災 デドダム》でしょう。銅・黒トレジャーの2つのレアで収録され、黒トレジャーは1BOXから7枚前後出てくるとのことなので、現代デュエマのインフラであるデドダムが、ようやく広く流通することになりそうです。私はこの直前にデドダムを買ったので、再録発表を見て気絶しました
というわけで、王来MAX篇に向けて気になったことでした。今回、初めての箱買いを経験したので、今からパックを剝くのが楽しみです。
【デュエマ】デッキを一から見直してみよう
こんにちは、やすぜろです。
タイトルに既視感を覚えた方、正解です。
先日こんなブログを書いたばかりですが、今回はもっと踏み込んで、デッキの根本的なところ(「このカードは必要なのか」とか)、言うなれば「各カードの役割」について深く考えていこうと思います。
なぜこんな記事を書くに至ったかというと、「デッキの着地点が分からなくなってきた」ためです。
上記の記事でも書いた通り、私がメインで使用しているデッキは【5cコントロール】です。このデッキは各文明のパワーカードを無理なく採用できるという強みを持っていますが、その分色のバランスや受け札の枚数など、調整が難しいデッキでもあります。
そのため、何も考えずにカードを投入していくと、ただファッティが多いだけの回しづらいデッキになってしまいます。
5cは取れる戦略の幅が広いデッキではありますが、それでも限度というものがあります。容量を超えてやりたい動きを詰め込んでも、中途半端なものにしかならないのがオチです。このことは6年前の自分が証明しています。
んでもって、デッキの調整をしていく過程で自分がそれに再び片足突っ込んでるわけです。
デッキの調整って、いろんなカードを吟味する都合上どうしても「このカードも使いたい、あのカードも使いたい」ってなるんですよね。その結果、デッキの構成自体が歪んでしまうという本末転倒な事態に陥りかねません。
それを避けるためにも、今一度デッキのカードを見つめなおし、「このカードは何故採用したのか」を考える必要があります。この工程を踏めば、自ずとまとまったデッキになるはずです。なってくれ
今回使うデッキリストはこれ。現行のデッキです。
フォーマットは一応オリジナルとしていますが、気が触れて超次元を使いたくなるかもしれません。まあその時はその時でお願いします。
また、先に言っておくと、《13番目の計画/サファイア・ミスティ》は使用しません。デッキの枚数が増えるのは魅力的ですが、ピン差しのカードにさらに触りにくくなるという側面もあるので…
確定枠
各カードの深掘りに入る前に、まずは確定枠のお話です。
このデッキでは、初動カードとフィニッシャーを確定枠としています。これらは、言わばデッキの心臓部。最も重要な部分で、外すことは出来ません。
- 《フェアリー・ミラクル》《天災 デドダム》
ご存じ5cの初動札です。このデッキには欠かせないカードのため、どちらも4投です。
基本的な優先度としてはミラクルの方が上。デドダムは最速で投げるカードではありません。ミラクルを引けていない時や、色がどうしても揃わない時などは3ターン目にデドダムをプレイします。
- 《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《偽Re:の王 ナンバーナイン》《龍世界 ドラゴ大王》
こちらはフィニッシャー。それぞれ1枚ずつです。
3体並べば、「VANナイン大王」と呼ばれる強固なロックをかけることが出来ます。強力な反面、3体揃えるのは中々に骨が折れるため、どれか2体が並んだ時点で殴りに行くことが多いです。(というか、殆どのデッキは2体でも十分機能停止に追い込めます。)
VANと大王のどちらを先に出すかは相手のデッキによって変わるので、そこは腕の見せ所です。
- 《勝利宣言 鬼丸「覇」》
サブプラン。VANナイン大王を揃える暇が無い対面や、どうしようも無い時はこれでゲームを捲ります。絶対デュエマ!
ガチンコ・ジャッジの勝率は日頃の行いに比例すると言われているので、頑張って善行を積みましょう。
と言った感じで、以上の6種12枚が確定枠となっています。つまり、残りの28枚が調整枠というわけです。
28枚って実際に数字に出すと何かめちゃくちゃ少なく感じますね…
調整枠
こっからが本題。この記事の主たる目的は、如何にここの調整を上手く行うかにあります。
初動とフィニッシャー以外のカード。例として、
- リソースを稼ぐカード
- 受け札
- 準フィニッシャー
などが該当します。
「調整」枠と銘打ってある通り、ここに該当するカードは最適な配分へと「調整」されます。その結果、デッキから外れてしまうというカードも当然出てきます。(逆も然りです)
これはいつも自分に言っていることですが、「使いたいカードと強いカードは別」という認識を持って臨みましょう。
- 《光牙忍ハヤブサマル》
言わずと知れた殿堂シノビです。ニンジャ・ストライク4という軽さから、ビート相手にも有効な防御札として機能します。
自身をブロッカー化することが多いですが、高パワーのクリーチャーが並んでいれば、そちらをブロッカーにして返り討ちにすることも出来ます。
古くから使われてきたカードなだけあって、強力であることは間違いないのですが、高速化が著しい近年のデュエマにおいて、1打点を防いだところでどうにもならない場面も増えつつあります。
勿論、その1打点がゲームを分けることがあるのは、このカードを長年握ってきた者として重々承知しています。しかし、より多くの対面に有利を取るため、苦渋の決断ですがついにデッキから外すことにしました。
- 《ライフプラン・Re:チャージャー》
山札の上から5枚を見て、クリーチャーを1体手札に加えるチャージャーです。マナ加速出来るだけでなく、G・ストライクも付いてて受け札にもなる偉すぎるカード。余りにも偉すぎて、この地位は安泰だと思っていたんですが…強力なライバルが登場しました。
《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》です。
「縫合」のディスペクターに対応したアタック・チャンスですが、これ普通に手打ちしても強いやつです。
3色持ってるので色基盤としても優秀ですし、ライフプラン同様、初動カードのどちらからも綺麗に繋がります。トップから捲る枚数は3枚とあちらより少ないですが、こちらにはクリーチャー以外も手札に加えられるという利点があります。
特筆すべきは3つ目の能力。マナゾーンのカード1枚につき、相手のクリーチャーのパワーを-1000するというものです。このデッキは平気で15マナくらいまで伸びることがあるので相性は抜群。パワー低下による除去はEXライフやスター進化などの耐性を貫通するため、王来篇環境だとかなり通りが良いです。
今すぐにでも採用したいカードですが、いくつか欠点があります。
一つは、「多色であること」。色基盤として優秀なのは間違いありませんが、同時にデッキ内の多色比率が上がるのもまた事実です。現状として、これ以上多色を増やすのは正直無理です。
もう一つは「受け札が減ること」。ライフプランはG・ストライクを持っていますが、このカードは持っていません。受け札は最低15枚は欲しいと考えているので、ここも懸念点です。
デッキの潤滑油として働いてくれることは間違い無いので、期待を込めて3枚採用。とりあえずライフプランと入れ替えて、他で釣り合いを取ります。
- 《ドンドン水撒くナウ》
絵とフレーバーテキストが激エモな受け札です。
山札の上から2枚をタップインでマナに置き、その後クリーチャーを1体マナから回収。そのクリーチャー以下のコストの相手のクリーチャーをバウンスします。
《ドンドン火噴くナウ》に比べると、マナに高コストのクリーチャーさえ置いておけばバウンスが(ほぼ)確約されるので、安定度はあちらより上です。しかし、リンクしたゴッド等の特にコストの高いクリーチャーを除去できない点、クリーチャーしか回収できない点が目立つようになってきました。
というわけで、この枠はそのまま2枚とも《ジ・エンド・オブ・エックス》に入れ替わります。このカードは好きなので、いつか【刃鬼】を組んだ時に使おうと思います。
- 《調和と繫栄の罠》
文明指定でクリーチャーを止める変則的な受け札です。かなり相手を選ぶカードで、【赤単我我我】などの単色デッキには引くほど刺さりますが、盤面がカラフルな相手には1つの文明を止めても凌ぎ切れないことの方が多いです。
「次の自分のターンのはじめまで」であるため、タイミング的に他のS・トリガーでは対処しづらい《龍装者 バルチュリス》や、各種エクストラターンに対する対抗策にもなります。
……なんですが、やっぱりど~~~~しても相手を選ぶカードなので、汎用性の面からしても、《S・S・S》に入れ替えですかね…
- 《ドンドン火噴くナウ》
色・能力・コストと3拍子揃った100点満点のカード。やってること自体はデドダムと一緒なので強いに決まってるんですよね。
除去の不確実性こそあるものの、3枚ともコストの低いカードが捲れるなんて事故はそうそう起きない(で欲しい)ため、文句なしの4投。墓地が増えるのもリアニメイト戦術とも良シナジーです。
- 《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》
基本的に使うのは呪文面で、宣言した数字と同じクリーチャーと呪文のプレイをロックします。ワンショットを決める時の最後の詰めや、相手が次のターンにビッグアクションを起こしそうな時など、このカードが活躍する場面は多く存在します。
これは私見なんですが、このカードって自分で使ってみて初めて強さが理解できるカードだと思うんですよ。
相手が次のターンに動いて来そうだ、って時にこの呪文を唱えて相手の出鼻を挫くことが出来れば、一気にこちらのペースに持ち込むことが出来ます。実際、そんな対面が何回もありました。
どの数字を宣言するかは相手のデッキを見極める必要があるので、そこは場数を踏むしかなさそうです。詰めなら、とりあえず「3」の宣言が効果的です。
- 《龍装艦 チェンジザ》
個人的に大好きなカードです。cipとアタックトリガーで手札交換をしながらコスト5以下の呪文を踏み倒すことが出来ます。
「コスト5以下の呪文」という非常に幅広い踏み倒し範囲、そしてそこから取れる選択肢の多さがこのクリーチャーの優秀な点だと思います。最近の呪文はコスト5以下でも強力なものが多いため、新たな呪文が出るたびこのクリーチャーは強化されるといっても過言ではありません。
また、【チェンジザダンテ】というデッキが組まれたように、《時の法皇 ミラダンテⅫ》との相性は抜群。このクリーチャーが踏み倒した呪文で相手のコスト踏み倒しメタクリーチャーを除去し、安全にミラダンテを着地させるという一連の流れは余りにも美しすぎます。一種の芸術です。
中盤に出せると嬉しいカードなので2投。3だとちょっと多いかもです。
- 《灰燼と天門の儀式》
超優秀S・トリガーです。火噴くナウ同様、3拍子揃った…いや、チェンジザから踏み倒せないので2.5拍子くらいですかね。踏み倒せたら強すぎるだろ
白黒赤というカラーは、火噴くナウやデドダムが持たない文明を補完できるため色基盤として初手で1枚は引いておきたいところ。手打ちすることはそこまで無いと思いますが、3枚採用です。
似たカードとして、《襲来、鬼札王国!》が存在しますが、あちらとの比較としては以下のようになります。
《灰燼と天門の儀式》
- 白黒赤というカラーは色基盤になるほか、《アルカディアス・モモキング》下でも唱えることが出来る。
- ブロッカー付与と効果バトルで、最大2体を止めることが出来る。
- 墓地が無いと完全に腐ってしまう。
《襲来、鬼札王国!》
一長一短って感じではありますが、最大出力は《灰燼と天門の儀式》の方が若干上だと思うので私はこちらを採用しています。
リアニメイト先としては、色も同じ《聖魔連結王 ドルファディロム》が大本命。あちらのcipで仕留め損ねた多色クリーチャーは、この呪文の効果バトルで除去することが出来ます。
- 《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
クリーチャー面はマナ回収として、呪文面は墓地メタや山札回復として使える器用なカードです。水撒くナウと違い「カード」を回収できるため、その時欲しいカードをマナゾーンから引っ張ってくることが出来ます。
攻撃時の能力は強制ですが、呪文面でLOを防ぐことが出来ます。好きなカードを山札に戻せるため、《灰燼と天門の儀式》の出力も下げずに済みます。また、一応マナ加速もするので初動として使えないこともありません。(恐ろしいことにミラクルもデドダムも引けないことはよくあります)
コスト5以上の自然のドラゴンであるため、《百族の長 プチョヘンザ》の革命チェンジにも対応しています。出せたら出すくらいの感覚なので、2投。
- 《怒流牙 サイゾウミスト》
ニンジャ・ストライク7で出てくる重量級シノビです。墓地のカードを全て山札に加えてシャッフルした後、トップから1枚シールド化することでダイレクトアタックを防いでくれます。
色基盤としては勿論のこと、他のシノビと比べてもパワーが7000と高いため、《暴走龍 5000GT》のロックに引っ掛からない点が優秀です。墓地を全て山札に戻す能力に関しては、山札回復や既に使用したS・トリガーの再利用が見込めますが、墓地を利用するリアニメイトとの嚙み合わせは最悪の一言。追加したシールドから《灰燼と天門の儀式》が出たら泣きましょう。
採用枚数は2枚としていますが、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》と入れ替える可能性もあります。
- 《リュウセイ・天下五剣カイザー》
多色になった《伝説のレジェンド ドギラゴン》です。バトルに勝てば次の自分のターンまで負けなくなります。
普通に素出ししても良いですが、トリガーした《灰燼と天門の儀式》でリアニメイトすると、《儀式》の効果バトルも相まって、強力なカウンターとして作用します。デドダムなどで捲れたら積極的に墓地に置いていきたいカードです。
一応ピン差しですが、敗北回避能力自体、どちらかというと後ろ向きな能力なため、この枠を他のカードに割り振った方が良いかもしれません。保険的な側面が強いですからねこのカード…
- 《時の法皇 ミラダンテⅫ》
滅茶苦茶顔が良いカードです。多分準フィニッシャー。
基本的にはチェンジザから飛ばしてファイナル革命でロックをかけます。ロックの範囲はコスト7以下と広いため、大半の受け札は封じることが出来ます。
大王が引けなかった時なんかはVANナインダンテみたいな感じで疑似ロックを敷いたりします。クロックなんかはこれでも十分ケア出来るので、そのターンの内にダイレクトアタックまで持ち込むのもアリ。
強いカードなのは間違いないんですが、正直、性能より「使いたいから」採用してる節は大分あります。あったら便利だけど無くてもさほど困らない、みたいな枠です。《轟く革命 レッドギラゾーン》を引けたら入れ替えちゃうかもなあ…
- 《ニコル・ボーラス》
青黒赤という、このデッキでは他にない色を持つドラゴンです。サイゾウミストと一緒に置けば全文明が揃います。
目玉は何と言ってもcipによる7枚ものセルフハンデス。
相手が選ぶとはいえ、その枚数から、ほぼオールハンデスとして機能します。コストも8であるため、《灰燼と天門の儀式》で釣ってくることが出来ます。相手からしてみれば、トリガーを踏んだかと思えば手札が根こそぎ持っていかれるんですからたまったもんじゃありません。
アタックトリガーで確定除去を撃てる点も見逃せません。手札も場のクリーチャーもゼロに出来れば、完全にこちらのペースに持ち込むことが出来ます。
5cのハンデスとして対抗馬になるのは、やはり《龍風混成 ザーディクリカ》と《ロスト・Re:ソウル》のパッケージです。元も子もないことを言うと、絶対あっちの方が強いです。4ターン目にオールハンデスが飛んでくるのはもう別のゲームなんですよね…
じゃあザーディクリカを入れるかというと、それもまた違います。
なんて言うか、ザーディのデッキって【5cコン】というより【5cドラサイ】っていう別のデッキだと思うんですよね。デッキの構成を根本的に変える必要が出てくるというか…私の目指しているものとは違うというか…
それはそれとして、再録されたら滅茶苦茶嬉しいです。デッキに入れるかどうかは置いといて、滅茶苦茶使い倒します。
- 《聖魔連結王 ドルファディロム》
準フィニッシャーのディスペクターです。
役割としては、終盤にかけての足掛かりとして出す感じです。cipによる全体除去と単色呪文のロックで、制圧力はかなりのものを誇ります。これとVANだけで事足りる対面もザラにあります。
色基盤としても当然ながら優秀で、《灰燼と天門の儀式》と同じ色を持っています。コストも8なので、その《儀式》からリアニメイトすることも出来ます。マナにも置きたいし墓地にも置きたいカードなので2投です。
13500というパワーは《アルカディアス・モモキング》に殴り勝てるラインで、《儀式》の効果バトルと合わせて手際よく除去することが出来ます。
除去耐性持ちかつスピードアタッカーのT・ブレイカーであるため、普通に殴っても強く、8マナ貯まったらとりあえず出しとくか、くらいの感覚で使っています。
というわけで、ここまでが調整枠ですね。かなり長くなりましたが、もう少しだけお付き合いください。
採用候補枠
調整枠があれば、当然空いた枠に新たに入ってくるカードも存在します。まあ、調整枠の所でチラチラ名前は出ていたんですが…
- 《S・S・S》
オールタップを決めながら、2体を除去できるS・トリガーです。
デドダムなどと合わせて5文明揃うことに加え、相手が選ぶ形の除去なので、アンタッチャブルを退かすことが出来る可能性を秘めているのもポイントです。
赤単への単純な防御力は《調和と繫栄の罠》に一歩劣りますが、2体も除去していれば、相手のワンショットは何とか耐えられそうな気がします。
また、光が入っているので《アルカディアス・モモキング》下でも問題無く唱えられます。アルモモ恐れ過ぎでは…?
- 《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》
多色マナ武装5でスーパーS・バックを得、cipで《ナチュラル・トラップ》を撃つことで受け札として機能します。
通常のS・バックと異なり、どのカードからも起動できるため、その奇襲性は抜群。比較的早い段階からの着地も狙えるため、ビート対面でも安定した仕事をしてくれます。また、スーパーS・バックの際に、狙ったカードを墓地に落とせるため、リアニメイト呪文とのシナジーも良好。
龍解を封じる能力もシンプルながら強力で、ドラグナー相手はこれ1枚で完全に黙らせることが出来ます。cipで除去して龍回避したフォートレスの再龍解も封じることが可能です。
サイゾウミストと入れ替えるかは要検討。
- 《百族の長 プチョヘンザ》
ファイナル革命で、場のパワー12500以下を全てマナ送りにする強力なリセット能力を持ったクリーチャーです。
自分のクリーチャーも巻き込んでしまうのは一見デメリットのように思えますが、「自分のマナゾーンのカードの枚数より小さいコストの相手のクリーチャーはタップインで場に出る」、というもう1つの能力の補強になっており、上手く嚙み合っています。このロックは素出ししても強く、特にマナを伸ばすこのデッキとの相性は最高の一言です。
革命チェンジの条件は「光または自然のコスト5以上のドラゴン」。 そう、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》から革命チェンジが可能なのです。
スーパーS・バックで踏み倒したデッドブラッキオを、返しのターンでプチョヘンザにチェンジすることで、デッドブラッキオを再利用可能にしつつ、全体除去とロックをかけることが出来ます。この動きは、早期にデッドブラッキオを出すほど強力なアクションになります。
入れ替えるとしたら…どこでしょうね?思ったよりも枠が無いかもしれません。
終わりに
というわけで、長々とお付き合い頂きありがとうございました。
採用カードを今一度見直し、その意義をしっかりと考えるという作業は、やはり大事だと感じることが出来ました。デッキを組むのって、こうやっていろんなカードを吟味している瞬間が一番楽しいまでありますからね。
後は、実際にデッキを回してみて細かい調整を行っていこうと思います。4月には王来MAX篇が始まるので、新カード次第では、また大幅な改造が必要になるかもしれませんね。
【デュエマ】カード考察 その2 《ボルシャック・サイバーエクス》
こんにちは、やすぜろです。
カード考察、第2回です。
前回不定期更新になるとは言ったものの、1ヵ月も空いてしまったのは流石に不定期過ぎました。すいません。
では、気を取り直していきましょう。
今回のカード
《ボルシャック・サイバーエクス》です。
初出はDMBD-15で、水/火のアーマード・ドラゴン/サイバー・コマンドと優秀な文明と種族を持ちます。
スピードアタッカー、W・ブレイカーと基礎スペックは十分。cipで除去が出来るので、コスト踏み倒しメタを除去して革命チェンジに繋げることが出来ます。
更に自身も革命チェンジを持っているため、《ボルシャック・栄光・ルピア》等の軽量ドラゴンから飛んでくることが出来ます。
チェンジ先としては、やはり《蒼き団長 ドギラゴン剣》や《時の法皇 ミラダンテⅫ》が挙げられます。前者のファイナル革命で出せる範囲なのも好相性。総じて出来る仕事が多く、器用なカードと言えます。
私が気になっているカードの1つですが、5cには入らないかな~って感じです。
使うとしたら【赤青バスター】あたりですかね?ドギラゴン剣も使いたいカードなんでデッキ組みますかね…いつか…
というわけで、《ボルシャック・サイバーエクス》でした。
こういった器用なカードが好きな人間なので、使いたいカードは大体こんなのばっかりです。