やす日記

のんびりと好きなことについて書いていきます。

【デュエマ】殿堂予想 2022夏

 

こんにちは、やすぜろです。

6月末の大量殿堂解除から1ヵ月強。いよいよ殿堂発表が目前に迫ってきました。今週末ですってよ今週末!!

というわけで、今回の記事では殿堂予想をしていきます。

殿堂解除は文明ごとにやっていましたが、今回はデッキごとに分けて解説をしていくつもりです。その方が分かりやすいと思うので……分かりやすいよね??

現在の環境

まず、今の環境でどんなデッキが活躍しているのかをフォーマットごとに軽く振り返るところから始めましょう。

  • オリジナル

オリジナルでの環境トップといえば、やはり【JO退化】でしょう。

その【JO退化】に対して有利が付く【青魔導具】が追随し、その下に【グルメ墓地ソース】、【赤単我我我】、【ラッカ鬼羅.Star】と続いています。【墓地退化】は少し立ち位置を落とす形となっています。

  • アドバンス

アドバンスでは、【ガイアッシュ覇道】が頭一つ抜けた環境トップとして君臨しています。【青t黒スコーラー】、【JO退化】、【4cドラグナー】がそれを追う形に。その下には【アナカラーハンデス】、【赤単我我我】などが続きます。

 

とまあ、こんな感じですね。規制が入るとしたらここら辺のデッキからでしょう。

んじゃ、早速殿堂予想やっていきましょうか。

 

【JO退化】

オリジナル・アドバンス共に、環境トップを突っ走る正真正銘の最強デッキ。全国大会2019や超CSでの活躍も記憶に新しいですね。

最速3ターン目に退化を決め、多種多様なモモキングを絡めて殴り切るビートデッキの雄。出力的には間違いなく右に出る者はいません。ちょっと強すぎませんかねこれ……

さて、このデッキから何を規制するかというお話ですが……これ、JO退化をどのくらい重く見るかで変わってくると思うんですよね。

というのも、デュエマは9月から新シリーズが始まるわけで、公式的には環境を一新したいはずなんですよ。新章DMが始まった時はコスト踏み倒しメタを実装することで環境の一新を図りましたが、今回は殿堂という形でそれを狙うんじゃないかなあ、と。

てなわけで、「JO退化」というデッキタイプを本気で潰しにかかるなら、《禁断英雄 モモキングダムX》や《未来王龍 モモキングJO》の規制もあり得なくはない話だと考えています。実際、この2枚のどっちかが規制されたらデッキは成り立たなくなりますからね。

そうは言ったものの、私はこの2枚の制限は無い、と見ています。理由としては、公式もそこまではやってこなさそうってのもありますが、

上の2枚なんかよりもっとイかれてるカードがあるからです。

前置きが長くなりました。私の殿堂ド本命はこちら、《進化設計図》です。

初出は古く、転生編第1弾の出身です。いわゆる「時代が追い付いた」系のカードで、当時の進化クリーチャーのスペックを考えると全然妥当なカードパワーでした。捲る枚数が6枚とやたら多いのも、進化クリーチャーはデッキに多く積むようなものではなかったことに起因します。

しかし、時は令和。

進化クリーチャーはコストを支払わずに出てくるようになり、挙句進化元さえ実質的に必要無くなってしまいました。こうなってくると話は別です。

進化クリーチャーが平均17枚も積まれたJO退化において、このカードは2コス3ドローは基本、下手したら6ドローというアクアンも真っ青もともと青いよねのリソース源と化します。時代が追い付いたどころか追い越して行っちゃいました。

ここで気になるのが《エボリューション・エッグ》の存在です。

今でこそ5枚目以降の《進化設計図》として扱われていますが、もし設計図が規制されたなら、こっちでリペアされるだけなんじゃ?という気もします。

エッグ主体となった場合、多少出力は落ちますが、JO退化というデッキタイプは全然存続できるので、こっちも巻き添え喰らって制限されるんじゃないかと思います。殿堂するようなカードじゃないといえばそうなんですが、《次元の霊峰》という前例があるので、なくはない話じゃないかな……と。

 

【赤単我我我】

他のデッキの受けが強化されたことによって相対的に立ち位置を落としていますが、安定して3キルを叩き込むその速度は依然として強力です。《我我我ガイアール・ブランド》の登場以降、常に環境にいるので相当に息の長いデッキタイプですね。

搦手を使わず、超過打点を並べてシールドを殴って勝利するという分かりやすい速攻デッキ。環境上位のデッキにしては珍しくちゃんとデュエルマスターズしてます。我我我そのものがインチキ寄りなのは、それはそう。

さて、比較的真っ当にデュエルマスターズをしているこのデッキですが、1枚怪しいカードがあります。

それがこちら、《カンゴク入道》です。

効果は単純で、自ターンの終わりに盾を1枚回収するというもの。これだけでもだいぶおかしいですが、鬼タイム発動でなぜか3000もパンプアップします。なんで?

誰が呼んだか、「赤いサイバーダイス・ベガス」。このカードの登場により、赤単は「溜める」というプランを取ることが可能に。3キルにこだわらず、リソースを確保してから殴ることで、次のターンにより確実なリーサルを形成することが出来ます。

今の赤単がここまで強いのにはもちろん我我我の存在もありますが、間違いなくこのカードによる部分が少なからずあります。実際、カンゴクが絡むと赤単の打点は誇張抜きで2倍くらいに跳ね上がります。盾から轟轟轟引くのやめてもらっていいですか?

ぶっちゃけ金トレで再録されたとか関係なしに大概やってるカードだと思うので、まあ制限されるでしょう。赤単は必要悪みたいなとこありますけどいつまでも環境に居座られてもそれはそれで困るんで……

 

【5cザーディクリカ】

高いカードパワーでまとめられた現代のコントロールデッキで、何と言っても格段に高い対応力が強み。明確な有利が付くデッキこそないものの、どのデッキ相手にも安定して勝ち越せるため、これといった不利な対面が無いのも魅力。

このデッキからの殿堂候補は《龍風混成 ザーディクリカ》《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》の2枚です。

このデッキのメインギミックともいえる2枚で、ネバーザーディロストの親の顔より見た流れで4ターン目にこちらの手札を叩き落してきます。お前は今まで撃った《ロスト・Re:ソウル》の数を覚えているのか?

で、どっちが殿堂濃厚なのかという話ですが、これはさすがにネバーの方じゃないですかね?

ザーディって書いてることはおかしいんですけど、総合的に見ると「強いカード」で止まるんですよ。なんだろう、単体スペックの極致みたいな感じで強いのは間違いないんだけど殿堂はしなさそうっていう……めちゃくちゃ伝えづらいなこれ。

一方のネバーは、どちらかというとザーディとは対極の汎用性の塊みたいなスペックで、いろんなカードと組み合わせて真価を発揮するタイプです。危険度で言えばこういうカードの方が上なんですよね。あとこいつループするし。

 

【墓地退化】

少し前まで環境トップだったこのデッキですが、ここ最近は随分と立ち位置を落としています。タマシードの登場によりフィニッシュ力が落ちたのが原因なんですかね?

このデッキからの殿堂候補と言えば、こいつしかいないでしょう。

《竜魔神王バルカディア・NEX》です。

パワー25000のワールド・ブレイカーで、アタックトリガーで除去を放ちながら山札からドラゴンかコマンドを踏み倒します。あとちゃっかり呪文もロック。一時期ほどの制圧力は無くなったとはいえ、4ターン目に出て良いクリーチャーでないことは明白です。1+3は15じゃないんだよな。

よくもう一つの候補として《死神術士デスマーチ》が挙げられることがありますが、私は無いと見てます。だってデスマーチ規制されても、ゴワルスキーとかでリペアされるのが目に見えてるじゃないですか。というか、バルカとデスマーチどっちが悪いかで言ったらどう考えても8:2くらいでバルカが悪いんですよ。

なので、墓地退化からはバルカ一択だと考えています。こいつが規制されたら墓地退化はさすがに環境落ちするでしょうね……

 

【グルメ墓地ソース】

少しづつ入賞数を増やしていき、とうとう環境上位に入り込んだ現代の墓地ソースです。

まず、このデッキがどういったデッキなのかを見ていきましょう。

《巨大設計図》で得た大量の手札を《樹食の超人》の召喚コストに変換し、そこで肥えた墓地を使って《暴走龍 5000GT》や《ブラキオ龍樹》などのデカブツを盤面に並べて、ロックをかけながらぶん殴るデッキです。キルターンはだいたい4ターン前後。

というわけで殿堂候補カードは上にもある通り、《巨大設計図》《樹食の超人》の2枚です。

1枚ずつ見ていきましょうか。

《巨大設計図》は山上4枚を捲って、その中からコスト7以上のクリーチャーをすべて手札に加える2コストの呪文。このデッキの心臓部と言っても差し支えありません。罪状は《進化設計図》と大体同じです。

《樹食の超人》は召喚時に手札・マナから選んだカードの枚数だけコストが軽減されるクリーチャー。その際選んだカードはすべて墓地に送られるため、1コストで召喚すれば一気に7枚もの墓地肥やしが可能となります。ダメじゃねえかなこれ。

近年のデュエマは(というかバスター以降)ヤバいデッキは本体のヤバいやつを直接規制する傾向にあるので、そう考えるとデッキタイプのコンセプトたるグルメの規制が妥当じゃないかと思います。

そういえばこいつツインパクト版あるんだけど……どうなるんですかねこれ?

 

【ガイアッシュ覇道】

アドバンス環境のトップを張るのがこのデッキ。豊富なブーストに加え、《勝利龍装 クラッシュ”覇道”》の高いフィニッシュ力によってTier1の座を恣にしています。

一見、制限するようなカードが無いように見えますが……今回、少し大穴としてあるカードを予想してみました。

メンデルスゾーンです。

このカード、なんかすっかり定番の初動枠みたいな感じで馴染んでますけど、普通にやってることおかしいですからね。ドラゴン限定とはいえ、2コス2ブーストは大分未来の性能してます。先攻メンデルは犯罪。

じゃあ殿堂する確率はどのくらいなのかというと、まあ盛って10%くらいじゃないですかね。なんかこいつが殿堂するビジョンが見えないって言うか……だからこその大穴予想なんですが。

 

【青t黒スコーラー】

4ターンキルにすべてをかけたデッキで、【ガイアッシュ覇道】には有利が付きます。

このデッキから殿堂候補を出すとしたら、もうこいつしかいないでしょう。

皆さんご存じ、《次元の嵐 スコーラー》です。

このデッキの核にしてフィニッシャー。呪文を5回唱えたら飛んできて、EXターンを獲得してそのまま勝っていきます。デュエルマスターズは呪文を5回唱えたら勝つゲームです。

いろいろと制限される要素しかないので今回こそしょっ引かれるんじゃないかなあと思ってます。

 

その他

特定のデッキに入ってるカードってわけではありませんが、殿堂……というかプレ殿候補のカードも一応1枚あります。まあ何となく察しついてるかもしれませんが……

《生命と大地と轟破の決断》です。知ってた。

いつプレ殿してもおかしくないというか、なんでいま1枚使えてるのかも分からないカードです。こいつも制限される要素しかないですね。

 

終わりに

てことで殿堂予想でした。

だらだら書いてたら発表の2日前とかになっちゃって、焦りながら今ここを書いています。あと何か思ったより長めの記事になっちゃいましたね。

殿堂解除の時は結構予想が当たってたので、今回はどうなるか楽しみですね。新シリーズについての情報も気になりますし、5日が待ち遠しいです。

 

では。