【デュエマ】王来MAX、始動。
こんにちは、やすぜろです。
4月9日に2種類のスタートデッキが発売され、王来MAX篇がいよいよ始まりました。というわけで、今回は気になるカードをいくつかピックアップしていこうと思います。
- 《ヴィオラの黒像》
S・トリガーのタマシードで、除去とリアニメイトを両立することが出来ます。単純に言うと、1コスト増えて、タップしているクリーチャーも対象に取れるようになった《地獄門デス・ゲート》です。
これ、めちゃくちゃ気になってるカードで、多分デッキに普通に入れると思います。
特に、タマシードっていう点が優秀で、これはクリーチャーでも呪文でも無いため、既存のメタカードがまっっっっっっっっっったく機能しません。呪文がロックされようと、クリーチャーがロックされようと問題なく使うことが出来ます。
お察しの通り、VANナイン大王の最強ロックがいとも容易くブチ抜かれます。これまでは、《疾封怒闘 キューブリック》とか特定のカードを使わないと返せなかった盤面が普通に突破される時代が来たというわけです。
VANを見るための受け札として、これまでは《ジ・エンド・オブ・エックス》を採用していましたが、呪文が封じられた対面を考慮すると、こちらに差し替えた方が良いかもしれません。
- 《オンソク童子<ターボ.鬼>》
コスト2のスター進化クリーチャーで、cipで手札交換、さらにタマシードから進化していたら1枚ドローすることが出来ます。
手札の質を高めながら速攻を仕掛けられるというだけでも優秀ですが、注目すべきは、「火文明かつ種族にソニック・コマンドを持っている」という点。このカードの登場により、最速2ターン目にレッドゾーンが走れるようになりました。
一応これまでも、ブレイズクローに《暴龍警報》を当てて、レッドゾーンを2ターン目に走らせることは出来ましたが、《暴龍警報》が殿堂カードなこともあり、再現性は高くありませんでした。
そのことを考えると、現代デュエマは2ターン目にレッドゾーンを走らせても問題ないと判断される程カードパワーが上がったと言えるでしょう。なんだか感慨深いですね。
進化元の条件はレクスターズか火のクリーチャーと比較的緩いため、1ターン目に立てておいたブレイズクローや各種軽量タマシードから簡単に進化することが出来ます。
タマシードにはカード指定除去などの限られた手段でしか触れられないため、進化元が除去されて場に出せない、なんてことにならないのも優秀ですね。ちょうどレッドゾーンデッキを調整しようとしていたので、このカードは4枚入手しておこうと思います。
- 《カチコミ入道<バトライ.鬼>》
今、最も注目されているのはこのカードでしょう。
3コストのクリーチャーながら、アーマード・ドラゴン、フレイム・コマンド、レクスターズと優秀な種族をこれでもかと言うほど持っています。
DMPの皆さんはもちろんご存じだと思いますが、このデュエル・マスターズというゲームにおいて、ドラゴンとコマンドを持っているということは、それだけで莫大な恩恵を受けられるのとイコールです。侵略や革命チェンジといったイカレギミックはこれらの種族を参照します。
そこから導き出されたのが、《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》とのコンボです。
コンボ内容は至って単純で、
- 《バトライ.鬼》の攻撃時に《ドラゲリオン》と《レッドゾーン》の侵略を同時に宣言。
- 《ドラゲリオン》が一番上になるように重ねつつ、《ドラゲリオン》のメテオバーンで相手のシールドを全てブレイク。
- そのままダイレクトアタック。あなたの勝ちです。
このコンボの強力なところは、攻撃のタイミング的にG・ストライクが回答にならないことです。加えて、レッドゾーンのcipは待機したままであるため、S・トリガーで出てきたブロッカーなんかを着地狩りすることも出来ます。
また、ブレイクされたシールドから捲れたトリガーでドラゲリオンを除去したとしても、ドラゲリオンを選んだことによる2ランデスが飛んできます。3ターン目の2ランデスがどれほど強力かは言うまでもないでしょう。
さらに、《バトライ.鬼》は(タマシードから進化した時限定ですが)cipでバトルを行えるため、踏み倒しメタを除去してから安全に侵略するといった芸当が可能です。偉すぎない?
早速CSで結果を残しているようですが、無事にドラゲリオンは1枚1,700円にまで高騰しました。なので、気になっているデッキですが当分組めなさそうですね……
というわけで、今気になってるカードはここら辺ですかね。王来MAX篇第1弾発売まで毎日新カードの情報も出るのでそっちにも注目ですね。