やす日記

のんびりと好きなことについて書いていきます。

【デュエマ】デッキを一から見直してみよう

こんにちは、やすぜろです。

 

タイトルに既視感を覚えた方、正解です。

yasuzero143.hatenablog.com

先日こんなブログを書いたばかりですが、今回はもっと踏み込んで、デッキの根本的なところ(「このカードは必要なのか」とか)、言うなれば「各カードの役割」について深く考えていこうと思います。

なぜこんな記事を書くに至ったかというと、「デッキの着地点が分からなくなってきた」ためです。

上記の記事でも書いた通り、私がメインで使用しているデッキは【5cコントロール】です。このデッキは各文明のパワーカードを無理なく採用できるという強みを持っていますが、その分色のバランスや受け札の枚数など、調整が難しいデッキでもあります。

そのため、何も考えずにカードを投入していくと、ただファッティが多いだけの回しづらいデッキになってしまいます。

f:id:yasuzero143:20220317202234j:plain

回ってた(当社比)

5cは取れる戦略の幅が広いデッキではありますが、それでも限度というものがあります。容量を超えてやりたい動きを詰め込んでも、中途半端なものにしかならないのがオチです。このことは6年前の自分が証明しています。

んでもって、デッキの調整をしていく過程で自分がそれに再び片足突っ込んでるわけです。

デッキの調整って、いろんなカードを吟味する都合上どうしても「このカードも使いたい、あのカードも使いたい」ってなるんですよね。その結果、デッキの構成自体が歪んでしまうという本末転倒な事態に陥りかねません。

それを避けるためにも、今一度デッキのカードを見つめなおし、「このカードは何故採用したのか」を考える必要があります。この工程を踏めば、自ずとまとまったデッキになるはずです。なってくれ

 

 

今回使うデッキリストはこれ。現行のデッキです。

f:id:yasuzero143:20220317220553j:plain

フォーマットは一応オリジナルとしていますが、気が触れて超次元を使いたくなるかもしれません。まあその時はその時でお願いします。

また、先に言っておくと、《13番目の計画/サファイア・ミスティ》は使用しません。デッキの枚数が増えるのは魅力的ですが、ピン差しのカードにさらに触りにくくなるという側面もあるので…

 

確定枠

各カードの深掘りに入る前に、まずは確定枠のお話です。

このデッキでは、初動カードフィニッシャーを確定枠としています。これらは、言わばデッキの心臓部。最も重要な部分で、外すことは出来ません。

 

  • 《フェアリー・ミラクル》《天災 デドダム》
f:id:yasuzero143:20220219015943j:plain
f:id:yasuzero143:20220321010542j:plain

ご存じ5cの初動札です。このデッキには欠かせないカードのため、どちらも4投です。

基本的な優先度としてはミラクルの方が上。デドダムは最速で投げるカードではありません。ミラクルを引けていない時や、色がどうしても揃わない時などは3ターン目にデドダムをプレイします。

 

  • 《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》《偽Re:の王 ナンバーナイン》《龍世界 ドラゴ大王》
f:id:yasuzero143:20220321012634j:plain
f:id:yasuzero143:20220321012643j:plain
f:id:yasuzero143:20220321012650j:plain

こちらはフィニッシャー。それぞれ1枚ずつです。

3体並べば、「VANナイン大王」と呼ばれる強固なロックをかけることが出来ます。強力な反面、3体揃えるのは中々に骨が折れるため、どれか2体が並んだ時点で殴りに行くことが多いです。(というか、殆どのデッキは2体でも十分機能停止に追い込めます。)

VANと大王のどちらを先に出すかは相手のデッキによって変わるので、そこは腕の見せ所です。

 

  • 《勝利宣言 鬼丸「覇」》

f:id:yasuzero143:20220321012659j:plain

これを握るとIQが3になると言われている

サブプラン。VANナイン大王を揃える暇が無い対面や、どうしようも無い時はこれでゲームを捲ります。絶対デュエマ!

ガチンコ・ジャッジの勝率は日頃の行いに比例すると言われているので、頑張って善行を積みましょう。

 

と言った感じで、以上の6種12枚が確定枠となっています。つまり、残りの28枚が調整枠というわけです。

28枚って実際に数字に出すと何かめちゃくちゃ少なく感じますね…

 

調整枠

こっからが本題。この記事の主たる目的は、如何にここの調整を上手く行うかにあります。

初動とフィニッシャー以外のカード。例として、

  • リソースを稼ぐカード
  • 受け札
  • 準フィニッシャー

などが該当します。

「調整」枠と銘打ってある通り、ここに該当するカードは最適な配分へと「調整」されます。その結果、デッキから外れてしまうというカードも当然出てきます。(逆も然りです)

これはいつも自分に言っていることですが、「使いたいカードと強いカードは別」という認識を持って臨みましょう。

 

f:id:yasuzero143:20220206140734j:plain

言わずと知れた殿堂シノビです。ニンジャ・ストライク4という軽さから、ビート相手にも有効な防御札として機能します。

自身をブロッカー化することが多いですが、高パワーのクリーチャーが並んでいれば、そちらをブロッカーにして返り討ちにすることも出来ます。

古くから使われてきたカードなだけあって、強力であることは間違いないのですが、高速化が著しい近年のデュエマにおいて、1打点を防いだところでどうにもならない場面も増えつつあります。

勿論、その1打点がゲームを分けることがあるのは、このカードを長年握ってきた者として重々承知しています。しかし、より多くの対面に有利を取るため、苦渋の決断ですがついにデッキから外すことにしました。

 

  • 《ライフプラン・Re:チャージャー》

f:id:yasuzero143:20220321155245j:plain

山札の上から5枚を見て、クリーチャーを1体手札に加えるチャージャーです。マナ加速出来るだけでなく、G・ストライクも付いてて受け札にもなる偉すぎるカード。余りにも偉すぎて、この地位は安泰だと思っていたんですが…強力なライバルが登場しました。

f:id:yasuzero143:20220321155234j:plain

《終末王秘伝オリジナルフィナーレ》です。

「縫合」のディスペクターに対応したアタック・チャンスですが、これ普通に手打ちしても強いやつです。

3色持ってるので色基盤としても優秀ですし、ライフプラン同様、初動カードのどちらからも綺麗に繋がります。トップから捲る枚数は3枚とあちらより少ないですが、こちらにはクリーチャー以外も手札に加えられるという利点があります。

特筆すべきは3つ目の能力。マナゾーンのカード1枚につき、相手のクリーチャーのパワーを-1000するというものです。このデッキは平気で15マナくらいまで伸びることがあるので相性は抜群。パワー低下による除去はEXライフやスター進化などの耐性を貫通するため、王来篇環境だとかなり通りが良いです。

f:id:yasuzero143:20220321170821j:plain

もう怖くない

今すぐにでも採用したいカードですが、いくつか欠点があります。

一つは、「多色であること」。色基盤として優秀なのは間違いありませんが、同時にデッキ内の多色比率が上がるのもまた事実です。現状として、これ以上多色を増やすのは正直無理です。

もう一つは「受け札が減ること」。ライフプランはG・ストライクを持っていますが、このカードは持っていません。受け札は最低15枚は欲しいと考えているので、ここも懸念点です。

デッキの潤滑油として働いてくれることは間違い無いので、期待を込めて3枚採用。とりあえずライフプランと入れ替えて、他で釣り合いを取ります。

 

  • 《ドンドン水撒くナウ》

f:id:yasuzero143:20220321173114j:plain

絵とフレーバーテキストが激エモな受け札です。

山札の上から2枚をタップインでマナに置き、その後クリーチャーを1体マナから回収。そのクリーチャー以下のコストの相手のクリーチャーをバウンスします。

《ドンドン火噴くナウ》に比べると、マナに高コストのクリーチャーさえ置いておけばバウンスが(ほぼ)確約されるので、安定度はあちらより上です。しかし、リンクしたゴッド等の特にコストの高いクリーチャーを除去できない点、クリーチャーしか回収できない点が目立つようになってきました。

というわけで、この枠はそのまま2枚とも《ジ・エンド・オブ・エックス》に入れ替わります。このカードは好きなので、いつか【刃鬼】を組んだ時に使おうと思います。

 

  • 《調和と繫栄の罠》

f:id:yasuzero143:20220316142437j:plain

文明指定でクリーチャーを止める変則的な受け札です。かなり相手を選ぶカードで、【赤単我我我】などの単色デッキには引くほど刺さりますが、盤面がカラフルな相手には1つの文明を止めても凌ぎ切れないことの方が多いです。

「次の自分のターンのはじめまで」であるため、タイミング的に他のS・トリガーでは対処しづらい《龍装者 バルチュリス》や、各種エクストラターンに対する対抗策にもなります。

……なんですが、やっぱりど~~~~しても相手を選ぶカードなので、汎用性の面からしても、《S・S・S》に入れ替えですかね…

 

  • 《ドンドン火噴くナウ》

f:id:yasuzero143:20220316120711j:plain

色・能力・コストと3拍子揃った100点満点のカード。やってること自体はデドダムと一緒なので強いに決まってるんですよね。

除去の不確実性こそあるものの、3枚ともコストの低いカードが捲れるなんて事故はそうそう起きない(で欲しい)ため、文句なしの4投。墓地が増えるのもリアニメイト戦術とも良シナジーです。

 

  • 《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》

f:id:yasuzero143:20220321184138j:plain

基本的に使うのは呪文面で、宣言した数字と同じクリーチャーと呪文のプレイをロックします。ワンショットを決める時の最後の詰めや、相手が次のターンにビッグアクションを起こしそうな時など、このカードが活躍する場面は多く存在します。

これは私見なんですが、このカードって自分で使ってみて初めて強さが理解できるカードだと思うんですよ。

相手が次のターンに動いて来そうだ、って時にこの呪文を唱えて相手の出鼻を挫くことが出来れば、一気にこちらのペースに持ち込むことが出来ます。実際、そんな対面が何回もありました。

どの数字を宣言するかは相手のデッキを見極める必要があるので、そこは場数を踏むしかなさそうです。詰めなら、とりあえず「3」の宣言が効果的です。

 

  • 《龍装艦 チェンジザ》

f:id:yasuzero143:20220317220124j:plain

個人的に大好きなカードです。cipとアタックトリガーで手札交換をしながらコスト5以下の呪文を踏み倒すことが出来ます。

「コスト5以下の呪文」という非常に幅広い踏み倒し範囲、そしてそこから取れる選択肢の多さがこのクリーチャーの優秀な点だと思います。最近の呪文はコスト5以下でも強力なものが多いため、新たな呪文が出るたびこのクリーチャーは強化されるといっても過言ではありません。

f:id:yasuzero143:20220217220528j:plain
f:id:yasuzero143:20220321232650j:plain
f:id:yasuzero143:20220321232703j:plain
これが…令和…!(左は平成)

また、【チェンジザダンテ】というデッキが組まれたように、《時の法皇 ミラダンテⅫ》との相性は抜群。このクリーチャーが踏み倒した呪文で相手のコスト踏み倒しメタクリーチャーを除去し、安全にミラダンテを着地させるという一連の流れは余りにも美しすぎます。一種の芸術です。

中盤に出せると嬉しいカードなので2投。3だとちょっと多いかもです。

 

  • 《灰燼と天門の儀式》

f:id:yasuzero143:20220317211748j:plain

超優秀S・トリガーです。火噴くナウ同様、3拍子揃った…いや、チェンジザから踏み倒せないので2.5拍子くらいですかね。踏み倒せたら強すぎるだろ

白黒赤というカラーは、火噴くナウやデドダムが持たない文明を補完できるため色基盤として初手で1枚は引いておきたいところ。手打ちすることはそこまで無いと思いますが、3枚採用です。

f:id:yasuzero143:20220321235221j:plain

似たカードとして、《襲来、鬼札王国!》が存在しますが、あちらとの比較としては以下のようになります。

《灰燼と天門の儀式》

  • 白黒赤というカラーは色基盤になるほか、《アルカディアス・モモキング》下でも唱えることが出来る。
  • ブロッカー付与と効果バトルで、最大2体を止めることが出来る。
  • 墓地が無いと完全に腐ってしまう。

《襲来、鬼札王国!》

  • 墓地の状況を問わず、1体の除去を行うことが出来る。
  • 鬼タイムが発動すれば除去とリアニメイトを両立出来る。
  • アルカディアス・モモキング》下で唱えられない。

一長一短って感じではありますが、最大出力は《灰燼と天門の儀式》の方が若干上だと思うので私はこちらを採用しています。

アニメイト先としては、色も同じ《聖魔連結王 ドルファディロム》が大本命。あちらのcipで仕留め損ねた多色クリーチャーは、この呪文の効果バトルで除去することが出来ます。

 

  • 《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》

f:id:yasuzero143:20220206140232j:plain

クリーチャー面はマナ回収として、呪文面は墓地メタや山札回復として使える器用なカードです。水撒くナウと違い「カード」を回収できるため、その時欲しいカードをマナゾーンから引っ張ってくることが出来ます。

攻撃時の能力は強制ですが、呪文面でLOを防ぐことが出来ます。好きなカードを山札に戻せるため、《灰燼と天門の儀式》の出力も下げずに済みます。また、一応マナ加速もするので初動として使えないこともありません。(恐ろしいことにミラクルもデドダムも引けないことはよくあります)

コスト5以上の自然のドラゴンであるため、《百族の長 プチョヘンザ》の革命チェンジにも対応しています。出せたら出すくらいの感覚なので、2投。

 

  • 《怒流牙 サイゾウミスト》

f:id:yasuzero143:20220322003116j:plain

ニンジャ・ストライク7で出てくる重量級シノビです。墓地のカードを全て山札に加えてシャッフルした後、トップから1枚シールド化することでダイレクトアタックを防いでくれます。

色基盤としては勿論のこと、他のシノビと比べてもパワーが7000と高いため、《暴走龍 5000GT》のロックに引っ掛からない点が優秀です。墓地を全て山札に戻す能力に関しては、山札回復や既に使用したS・トリガーの再利用が見込めますが、墓地を利用するリアニメイトとの嚙み合わせは最悪の一言。追加したシールドから《灰燼と天門の儀式》が出たら泣きましょう。

採用枚数は2枚としていますが、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》と入れ替える可能性もあります。

 

  • リュウセイ・天下五剣カイザー》

f:id:yasuzero143:20220322005018j:plain

多色になった《伝説のレジェンド ドギラゴン》です。バトルに勝てば次の自分のターンまで負けなくなります。

普通に素出ししても良いですが、トリガーした《灰燼と天門の儀式》でリアニメイトすると、《儀式》の効果バトルも相まって、強力なカウンターとして作用します。デドダムなどで捲れたら積極的に墓地に置いていきたいカードです。

一応ピン差しですが、敗北回避能力自体、どちらかというと後ろ向きな能力なため、この枠を他のカードに割り振った方が良いかもしれません。保険的な側面が強いですからねこのカード…

 

  • 《時の法皇 ミラダンテⅫ》

f:id:yasuzero143:20220219025532j:plain

滅茶苦茶顔が良いカードです。多分準フィニッシャー。

基本的にはチェンジザから飛ばしてファイナル革命でロックをかけます。ロックの範囲はコスト7以下と広いため、大半の受け札は封じることが出来ます。

f:id:yasuzero143:20220322011951j:plain

何でコスト9なんだお前

大王が引けなかった時なんかはVANナインダンテみたいな感じで疑似ロックを敷いたりします。クロックなんかはこれでも十分ケア出来るので、そのターンの内にダイレクトアタックまで持ち込むのもアリ。

強いカードなのは間違いないんですが、正直、性能より「使いたいから」採用してる節は大分あります。あったら便利だけど無くてもさほど困らない、みたいな枠です。《轟く革命 レッドギラゾーン》を引けたら入れ替えちゃうかもなあ…

 

  • 《ニコル・ボーラス》

f:id:yasuzero143:20220322013139j:plain

青黒赤という、このデッキでは他にない色を持つドラゴンです。サイゾウミストと一緒に置けば全文明が揃います。

目玉は何と言ってもcipによる7枚ものセルフハンデス

相手が選ぶとはいえ、その枚数から、ほぼオールハンデスとして機能します。コストも8であるため、《灰燼と天門の儀式》で釣ってくることが出来ます。相手からしてみれば、トリガーを踏んだかと思えば手札が根こそぎ持っていかれるんですからたまったもんじゃありません。

アタックトリガーで確定除去を撃てる点も見逃せません。手札も場のクリーチャーもゼロに出来れば、完全にこちらのペースに持ち込むことが出来ます。

5cのハンデスとして対抗馬になるのは、やはり《龍風混成 ザーディクリカ》と《ロスト・Re:ソウル》のパッケージです。元も子もないことを言うと、絶対あっちの方が強いです。4ターン目にオールハンデスが飛んでくるのはもう別のゲームなんですよね…

じゃあザーディクリカを入れるかというと、それもまた違います。

なんて言うか、ザーディのデッキって【5cコン】というより【5cドラサイ】っていう別のデッキだと思うんですよね。デッキの構成を根本的に変える必要が出てくるというか…私の目指しているものとは違うというか…

それはそれとして、再録されたら滅茶苦茶嬉しいです。デッキに入れるかどうかは置いといて、滅茶苦茶使い倒します。

f:id:yasuzero143:20220316120458j:plain

再録待ってます

 

  • 《聖魔連結王 ドルファディロム》

f:id:yasuzero143:20220322020213j:plain

準フィニッシャーのディスペクターです。

役割としては、終盤にかけての足掛かりとして出す感じです。cipによる全体除去と単色呪文のロックで、制圧力はかなりのものを誇ります。これとVANだけで事足りる対面もザラにあります。

色基盤としても当然ながら優秀で、《灰燼と天門の儀式》と同じ色を持っています。コストも8なので、その《儀式》からリアニメイトすることも出来ます。マナにも置きたいし墓地にも置きたいカードなので2投です。

13500というパワーは《アルカディアス・モモキング》に殴り勝てるラインで、《儀式》の効果バトルと合わせて手際よく除去することが出来ます。

除去耐性持ちかつスピードアタッカーのT・ブレイカーであるため、普通に殴っても強く、8マナ貯まったらとりあえず出しとくか、くらいの感覚で使っています。

 

というわけで、ここまでが調整枠ですね。かなり長くなりましたが、もう少しだけお付き合いください。

 

採用候補枠

調整枠があれば、当然空いた枠に新たに入ってくるカードも存在します。まあ、調整枠の所でチラチラ名前は出ていたんですが…

 

  • 《S・S・S》

f:id:yasuzero143:20220322023417j:plain

オールタップを決めながら、2体を除去できるS・トリガーです。

デドダムなどと合わせて5文明揃うことに加え、相手が選ぶ形の除去なので、アンタッチャブルを退かすことが出来る可能性を秘めているのもポイントです。

赤単への単純な防御力は《調和と繫栄の罠》に一歩劣りますが、2体も除去していれば、相手のワンショットは何とか耐えられそうな気がします。

また、光が入っているので《アルカディアス・モモキング》下でも問題無く唱えられます。アルモモ恐れ過ぎでは…?

 

  • 《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》

f:id:yasuzero143:20220219024823j:plain

多色マナ武装5でスーパーS・バックを得、cipで《ナチュラル・トラップ》を撃つことで受け札として機能します。

通常のS・バックと異なり、どのカードからも起動できるため、その奇襲性は抜群。比較的早い段階からの着地も狙えるため、ビート対面でも安定した仕事をしてくれます。また、スーパーS・バックの際に、狙ったカードを墓地に落とせるため、リアニメイト呪文とのシナジーも良好。

龍解を封じる能力もシンプルながら強力で、ドラグナー相手はこれ1枚で完全に黙らせることが出来ます。cipで除去して龍回避したフォートレスの再龍解も封じることが可能です。

サイゾウミストと入れ替えるかは要検討。

 

  • 《百族の長 プチョヘンザ》

f:id:yasuzero143:20220322002619j:plain

革命チェンジしてみな、飛ぶぞ

ファイナル革命で、場のパワー12500以下を全てマナ送りにする強力なリセット能力を持ったクリーチャーです。

自分のクリーチャーも巻き込んでしまうのは一見デメリットのように思えますが、「自分のマナゾーンのカードの枚数より小さいコストの相手のクリーチャーはタップインで場に出る」、というもう1つの能力の補強になっており、上手く嚙み合っています。このロックは素出ししても強く、特にマナを伸ばすこのデッキとの相性は最高の一言です。

革命チェンジの条件は「光または自然のコスト5以上のドラゴン」。 そう、《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》から革命チェンジが可能なのです。

スーパーS・バックで踏み倒したデッドブラッキオを、返しのターンでプチョヘンザにチェンジすることで、デッドブラッキオを再利用可能にしつつ、全体除去とロックをかけることが出来ます。この動きは、早期にデッドブラッキオを出すほど強力なアクションになります。

f:id:yasuzero143:20220323183709j:plain

何も言うな

入れ替えるとしたら…どこでしょうね?思ったよりも枠が無いかもしれません。

 

終わりに

というわけで、長々とお付き合い頂きありがとうございました。

採用カードを今一度見直し、その意義をしっかりと考えるという作業は、やはり大事だと感じることが出来ました。デッキを組むのって、こうやっていろんなカードを吟味している瞬間が一番楽しいまでありますからね。

後は、実際にデッキを回してみて細かい調整を行っていこうと思います。4月には王来MAX篇が始まるので、新カード次第では、また大幅な改造が必要になるかもしれませんね。