【デュエマ】組んだデッキ紹介とか その2
こんにちは、やすぜろです。
前回の記事に引き続き、ブログを更新できてなかった間に組んだデッキの紹介ですね。前回は【赤白ノヴァ】といった比較的真面目寄りのデッキでしたが、今回はちゃんと私らしい(?)インパクトのあるデッキとなっています。
さて、話は変わりますが皆さんは私の好きな種族をご存じでしょうか?
それはズバリ、「ゼニス」です。
E2が世代ど真ん中の私にとってゼニスはパワーカードの象徴のようなもので、1枚でゲームエンド級のデカブツの虜になるのに時間はかかりませんでした。私が5c握ってる理由の半分以上を占めているといっても過言ではありません。
そんなゼニスも、E2が終わった後は目立った新規が出ることもなく、2018年にクロニクルデッキが出たきりとなっていました。
しかし、王来篇に入ると状況が一変。
「ディスペクター」の登場によって、他のクリーチャーとくっ付けられる形で3体もの新規ゼニスが登場したのです。
令和のスペックでデザインされたゼニスはどれも強力で、エターナル・Ωこそ失ったものの、EXライフという新たな除去耐性を獲得。更にはおあつらえ向きなバグカードまで出てくる始末。
これはもうゼニスデッキを組むしかありませんね。今こそ、あの頃の夢を、ゼニスをガン積みしたデッキを作りたいという夢をかなえる時なのです。
てなわけでデッキリストです。
脅威のゼニス16投。バカじゃねえのかと思うかもしれませんが、安心してください。
ちゃんと大真面目にバカをやるデッキです。
コンセプト
このデッキのコンセプトは単純明快で、「盤面にゼニスを並べて勝つ」、ただそれだけです。1体でもゲームエンド級のゼニスを大量に並べようもんなら、人は間違いなく死にます。
その上で主役、というか起爆剤となるのがこのカード。
《天運ゼニスクラッチ》です。
由緒正しい踏み倒しカードの1つで、ゼニスの早期着地に一役買ってくれています。先輩たちと比べると少々重い気もしますが、そこはふんだんに積んだマナ加速でカバーしましょう。
採用カード
- 《フェアリー・Re:ライフ》《地龍神の魔陣》
初動枠としての2コストブーストです。特に削る理由もないのでそれぞれ4投。どちらもG・ストライク持ちなので、受け札としての役割も持っています。
Re:ライフに関しては特に何も言うことは無いんですが、地龍神を使うときは少し注意が必要です。
というのも、このデッキは先述の通り、ゼニスクラッチでゼニスを踏み倒すデッキです。つまり、「山札の中のゼニスの割合」がとても重要になってきます。なので、トップから捲った3枚の中からなるべくゼニス以外のカードをマナに置くか手札に加えるようにしましょう。細かいですが結構大事なところです。
- 《フェアリー・ライフ》
9枚目以降の初動としての採用です。
ぶっちゃけここは自由枠なんで、《ピクシー・ライフ》とか《フェアリー・クリスタル》とかに変えても問題ありません。
- 《フェアリー・ソング》
無条件で2ブーストするカードです。iFormulaXの時もお世話になりましたね。
2コスブーストから繋げば2→4→7のマナカーブが無理なく達成できるため、最速4ターン目にゼニスクラッチを撃つことが出来ます。マナがタップインで置かれる点には注意しましょう。
- 《ホーガン・ブラスター》
サブプランのような物。
クリーチャーも呪文も踏み倒せるので外れがありません。ゼニスクラッチより2コスト軽いので、ソングを引けなかった時なんかはこれに頼りましょう。殿堂カードなのでピン投ですが。
- 《ドルツヴァイ・アステリオ》
踏み倒しが根幹を成すデッキなだけあって、とこしえ等のメタを出されるとやはり苦しい所があります。そんなメタクリたちをマッハファイターで上からぶん殴ってくれるのがこのカード。
召喚時点でのパワーも6000と、《デスマッチ・ビートル》以外のメタクリに殴り勝てるライン(というかデスマッチは踏み倒したゼニスが普通にバトルに勝てちゃう)。バトルに勝ったらマナの枚数と同じ数だけブーストできるため、6→12という異次元のマナカーブを描くことも可能です。まあ、任意なので山札が怪しい時とかはやめときましょう。
- 《流星のガイアッシュ・カイザー》
なんか書いてあること全部強いバグみたいなカードです。
相手の踏み倒しに反応して飛んできて、cipで2ドロー、さらにコスト10以上のクリーチャーの召喚コストを4軽減した上に、取って付けたかのような攻撃制限まで持っています。いや、改めて能力羅列したけど普通に意味分からんな??
効果もバカなら値段もバカで、未だに¥4,000~を維持しています。正直デッキの出力とか考えても高すぎるので、私は今のところこの枠に《ミステリー・キューブ》を突っ込んでます。再録されて安くなったら換装するかも。
- 《天運ゼニスクラッチ》
実質的なこのデッキの核です。
事前にシャッフルをするので積み込みは出来ませんが、ゼニス16投のこのデッキなら期待値はかなり高め。最悪ゼニス以外が捲れても手札に加えられるため、アド損にはなりません。
「召喚」するためゼニス連中の召喚時限定cipを使えるだけでなく、オニカマスやテスタ等のメタクリも貫通して着地することが出来ます。なんか知らないうちにケアしてる……
- 《「俺」の頂 ライオネル》
言わずと知れた元祖ゼニス。
自分の盾が全てトリガーになる、という全DMPの夢みたいな効果を持っています。召喚時限定cipで盾を追加できるため、盾がゼロの盤面からでも十分に展開が可能。パワー13000のブロッカーという点も大きいですね。
さらに、S・トリガーで出るクリーチャーは召喚扱いになるため、盾からゼニスが捲れた日にはもうお祭り騒ぎです。大体そのまま勝ちます。
- 《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》
王来篇で登場したディスペクターゼニスの内の1つです。
召喚時限定cipで5ドローしつつ、相手に5ハンデスをブチかますその様はまさにレディオ・ローゼスそのもの。さらにLO対策と敗北回避能力を持ち合わせていて、何かと山札が薄くなりやすいこのデッキとの相性は抜群。EXライフと23000もの高パワーにより、除去されることはそうそうありません。
あと何かマッハファイター持ってるので適当なクリーチャーをシバいていくことも出来ます。
- 《終末縫合王 ミカドレオ》
王来篇で登場したディスペクターゼニスその2。
召喚時限定cipでトップから4枚を捲り、その中のクリーチャーを好きな数出せるというディスペクターの中でもトップクラスに派手な能力を有しています。
これだけでも十分強いんですが、特筆すべきはもう1つの能力。なんと、場に自分のコスト8以上のクリーチャーが4体以上いれば、それだけでEXウィンしちゃいます。なんなら自身もカウントに入るので、cipでコスト8以上を3体踏み倒すことが出来ればその時点で勝ちが確定します。後はターンが返ってくるのを待つだけです。
このカードの何がヤバいって、なんかやたらEXウィンの条件が緩いんですよね。極端な話、相手のブレイズ1点でトリガーしたゼニスクラッチからこいつが出てコスト8以上が3体捲れたら、後手1.5ターンキルすらあり得るんですよね。ヤバくない?
- 《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》
ゼニスクラッチで捲れたら大興奮するカードNo.1(私調べ)です。
いやほんとに私このカード大好きで、無理なくVANがデッキに4枚入ってるってだけでめちゃくちゃ満足度高いですし、多幸感が全身に広がっていくのを感じます。
召喚時限定cipで全バウンス、さらには常在効果でドラゴンとコマンドにロックをかけます。このロックが本当に偉くて、デュエルマスターズにおいて強いクリーチャーには大体ドラゴンかコマンドが付いてるので、それを止められるのはかなり評価できます。
あと顔が良い。
回し方
これといった定石は無いので、まずは初手の5枚を見てゲームプランを組み立てていきましょう。
ゼニスクラッチを引けているならそこを目指し、引けていないなら他のアプローチを模索しましょう。とりあえず2コスブースト撃っとけば問題無いです。
2→4と繋がったあとはソングで7マナ帯に届かせるか、魔陣で山札を掘り進めていくかのどちらかです。ここらへんでは、出来ればガイアッシュを1枚キープしておきたいところ。初手でマナに埋めて相手に圧をかけてもいいですね。
7マナ貯まったら、いざクラッチ!!自分の運を信じてゼニスを引き当てましょう。ガイアッシュによる牽制、ドルツヴァイによるメタクリの除去でも構いません。
ガイアッシュの軽減によってゼニスを素出しする場合は、ライオネル>ミカドレオ≧VAN>レディオブの順で優先度が高いです。もちろんこれは盤面次第で変わるので、あくまで一つの目安として考えてください。
実際、最大値を狙いに行くとしたらライオネル+トリガーでミカドレオとかになるので……割と再現性あるんですよねこれ。こっわ。
改造案
今回採用しなかったゼニスとして、ウェディングと鬼羅丸が居ます。サスペンス?さあ……?
理由としては、ウェディングは相手が選ぶためそこまで盤面に干渉できないこと、盾焼却はそもそも殴らずEXウィンするので活かしきれないことが挙げられます。
鬼羅丸も似たような感じで、殴らないのでSA付与が無駄になること、ガイアッシュを出した次のターンに1マナ足りず繋がらないことが挙げられます。ドルツヴァイからは繋がるんで、そっちを重視するならアリだと思います。
他のゼニスは正直……採用するかと言われるとちょっと……ってなるラインではありますね。強いて言うなら、ライオネルフィナーレがアリかなあ……?ってくらいですかね。ロマノグリラにゼニスが付かなかったのが悔やまれますね。
終わりに
というわけで、デッキ紹介その2でした。
前回と打って変わって私らしいデッキでしたが、やっぱ趣味を全開にしてデッキを組むのはめちゃくちゃ楽しいですね。ダーツデリートの時もそうでしたが、私ってこういうデッキ考えてる時が一番生き生きしてるんじゃないかってなんとなく思います。
当分はガイアッシュの値段を監視しながら生きていこうと思います。
では。
(2022 10/5追記)
新弾1箱買ったらガイアッシュ引けたんで、そのまま勢いで3枚買ってフルパワーが出せるようになりました。