【デュエマ】デッキ調整 2022 3/17
こんにちは、やすぜろです。
今日はデッキ調整のお話です。
私はかれこれ6年くらい【5cコントロール】をメインデッキとして使っているのですが、未だに調整を定期的に行っています。このデッキは各色のグッドスタッフをふんだんに使えるのが魅力の1つですが、その分、色のバランス等が難しいという点もあります。
調整といっても、カードの枚数を少し変えるだけの時もあれば、採用カードを大々的に変更する時もあります。新弾が出た後なんかは入れ替えが多いイメージですね。
こっちのブログでは5cについてはまだ触れてなかったと思うので、今回はデッキの変遷も追いながら書いていこうと思います。
全ての始まり
これが最初の形ですね。
ここまでに5000GTが入ったり鬼羅丸が入ったりしてましたが、最終的にこの形に収まりました。
小学生から中学生にかけての頃に使っていたもので、「とりあえず強いカード突っ込むか~~~~!!!」くらいのノリで作ったであろうことが容易に伺えます。マナ加速の過程で落ちたカードをカツキングMAXで召喚しようとしていたり、所々光るものはあるんですが…
ちなみにこのデッキ、勝率は意外と高かったです。まあ、小学生同士のデュエマならそんなもんでしょう。
大改造
これが次の形ですね。
6年振りに復帰し、令和のデュエマのカードパワーに慄きながらも大幅な改造を敢行。最新のカードを取り入れ無駄を排したことで、全体的にまとまりが良くなりました。多色推しの王来篇はめちゃくちゃありがたいです。
その後微調整したのがこれ。3色カードが増えて、マナに5文明が揃いやすくなったので《フェアリー・ライフ》を《フェアリー・ミラクル》に換装。大分5cらしくなってきましたね。
その他の新規採用カードとしては、ツインパクトカードのチェンジザを起用。呪文がボコバコ撃てて楽しいです。
「コスト5以下の呪文」という範囲の広さが魅力で、メジャーな呪文は大体射程圏内に入ります。何ならパーフェクト呪文もほぼ行けます。
より洗練された形に
そしてこれが最終形。現在はこのデッキを使っています。
デドダムを採用して初動を強化し、ミラダンテやラキナンを入れて、よりコントロール力を底上げしました。
個人的に気に入っているのが《調和と繫栄の罠》。文明指定でクリーチャーの攻撃を禁止するオシャレ受け札です。相手によっては確実に1ターン貰えるため、想像以上の防御力を発揮してくれます。
調整は続く
今のところ上記のデッキを回している感じですが、微妙に手が届かない盤面があったりするので、そこをもう少し詰められたらな~と思います。
今考えてるのはこんな感じです。
回してみて、ちょっと多色が多い気がしたんで水撒くナウを単色のエックスに差し替え。確定除去が欲しかったのもあります。
後は、少し緑の比率も多いような気がしたので《調和と繫栄の罠》を《S・S・S》に変えようかと思ってます。
この他にも使いたいカードは山程あるわけですが、デッキの枚数はいつでも40枚なので上手く調整しないといけませんね。果たして完成する日は来るんでしょうか。多分来ません。
【デュエマ】受け札について
こんにちは、やすぜろです。
私は相変わらずリモートデュエマに勤しんでいるわけですが、今回はその中でふと思ったことについてです。
「強い受け札」とは?
デュエル・マスターズは基本的にはクリーチャーで殴って勝つゲームです。それに対するカウンターとして機能するのがS・トリガー等の所謂「受け札」です。
さて、「強い受け札」とは何かという話ですが、私は「様々な状況に対応できるカード」だと思います。
《ドンドン火噴くナウ》は、除去こそ不安定なものの、3枚ものカードに触れて、それを好きなところに置けるので柔軟な動きがとれます。
そういった意味では、《ドラゴンズ・サイン》の対応力は頭一つ抜けていると言えます。このカード1枚でゲームエンド級のクリーチャーがめちゃくちゃ出ます。
文字通り「踏んだら最後」の受け札と言えるでしょう。ザーディクリカがおかしいだけでは?
それ以外の受け札
では、上記の様なカードだけが強力な受け札かと言われると、それも少し違います。「様々な状況に対応できる」というのはあくまでも一例で、それに当てはまらなくとも強力なカードはあります。
《調和と繫栄の罠》は単色デッキに死ぬほど刺さりますし、《ジ・エンド・オブ・エックス》はEXライフの上から除去することが出来ます。役割的にはピンポイントな対面になりますが、その分強力に働きます。
詰まるところ、「様々な状況に対応できる受け札」と「特定の状況に対応できる受け札」をデッキに上手く共存させるのがデッキビルディングの要と言えます。最近のクリーチャーほど封印はよく刺さりますからね。
【デュエマ】 【マニフェスト】ガイグレンを救いたい【聞け】
こんにち進化GV、やすぜろです。
突然ですが皆さんに質問があります。
「人は何故デッキを組むと、すぐ次のデッキを組みたくなるのか?」
事の発端は、【スノーフェアリーiFormulaX】を組み終え、カードケースを漁っていた時。私はここであるカードを発見します。
《理英雄 デカルトQ》です。
登場はDMR-13で、同期には《熱血星龍 ガイギンガ》や《ドラゴンズ・サイン》等、今でも第一線で活躍しているカードがいます。
彼自身はマナ武装7を持つ「英雄」サイクルの1人で、cipでシールド入れ替え、マナ武装発動で5枚ドローの能力を持ちます。決して弱いわけではないんですが、同じサイクルの他の英雄と比べると、若干地味なのも確かです。
そんなカードが私のケースから出てきたわけです。しかも4枚。
なぜこのカードを4枚も持っているのか。その理由は明白でした。
6年前の私はこの5枚ドローの能力に目を付け、それによってiFormulaXのエクストラウィンを達成しようとしていたのです。
その証拠に、《龍波動空母 エビデゴラス》もケースから出てきました。
しかしその後、私はデュエマから離れ、このカード達も日の目を見ることがないまま時間だけが経過していきました。
そして、マナ武装といえば忘れてはならないカードがもう1枚あります。
《暴龍事変 ガイグレン》です。
マナ武装9で無限アタッカーとなる彼ですが、「マナ武装9なんて発動できるわけないだろ!!!」という至極当然な理由で長らく活躍できずにいました。
折角のビクトリーカードを2枚も腐らせておくのは余りにも忍びありません。彼らが活躍できるデッキを組まなければ…!
デッキコンセプト
まず、彼らに共通するのは「マナ武装」という能力。
これは、自分のマナゾーンに特定の文明のカードが一定枚数以上あれば発動する能力です。例として、デカルトQは水のカードが7枚あれば5枚ドローすることが出来ます。
能力の性質上、基本的には単色デッキでその真価を発揮します。
…そう、基本的には。
当然、例外が存在します。
《薫風妖精コートニー》といったマナを染色するカードを使えば、あらゆる文明のマナ武装を使うことが出来るのです。デッドマンみたいだなお前
というわけで、今回は【薫風武装】を組んでいきましょう。
デッキカラーは各文明のマナ武装を使用するため、5文明全てを使います。こんな無茶が出来るのもこのデッキならではですね。
次いで、エビデゴラスを使いたいため、それを呼び出すためのドラグナーが必要になります。エビデゴラスに対応したドラグナーといえば、《龍覇 メタルアベンジャー》等が挙げられますが今回使うのは、《次元龍覇 グレンモルト「覇」》です。
このカードはドラグナーの中でもかなり変則的なカードで、攻撃時にマナ武装が発動することでドラグハートを呼び出すことが出来ます。
さらに、「コスト6以下のウエポンまたはウエポン以外のカード」と、異常な程広い呼び出し範囲を誇ります。
何故か文明の縛りが無いだけでなく、「カード」指定のため、フォートレスはおろか、サイキック・クリーチャーすら呼び出せてしまいます。なんで?
つまり勝利セットを揃えて殴るといういつものパワープレイも採れるということです。頭悪~~~~~~~~~~!!!!!
デッキリスト
というわけで、こちらがデッキリストになります。なんかマナ武装関係ないカードありませんか…?
採用カード
- 《薫風妖精コートニー》
デッキの核。2ターン目に確実にプレイしたいため、Re:版も併せて気合いの8枚積みです。
- 《フェアリー・ミラクル》
5cデッキの心臓部。コートニーのお陰で、最速で2ブーストできます。
- 《獅子王の遺跡》
同上。こっちはS・トリガーが付いているので、序盤から殴ってくるビート相手にもマナを伸ばすことが出来ます。
- 《超次元ホワイトグリーン・ホール》
ミラクルまたは獅子王からの繋ぎで使います。《勝利のプリンプリン》を出せばどちらの能力も使えるコスパの良さが魅力です。さすが元殿堂カード。
- 《英雄奥義 スパイラル・ハリケーン》
受け札。マナ武装7で相手のクリーチャーを全バウンスというド派手な効果を持ちながら、自分のクリーチャーも対象に取れるバウンスも併せ持っており、器用な動きが出来るカードです。
- 《英雄奥義 バーニング銀河》
受け札その2。カード指定除去を持ち、厄介な各種フィールドを焼くことが出来ます。マナ武装が発動すれば、かなり広い範囲のクリーチャーも対象に取れます。
- 《超次元 リバイヴ・ホール》
クリーチャー1体をサルベージしながら、勝利セット全員を呼び出せる便利なカードです。除去の対象にされやすいコートニーはこれで回収します。
- 《次元龍覇 グレンモルト「覇」》
各種ブーストでマナがたまったら、こいつで攻勢をかけていきます。先述の通り、かなり呼び出し範囲が広いので、状況に応じて出すカードを選択していきましょう。
- 《理英雄 デカルトQ》
このデッキを組むきっかけとなったカードです。マナ染色下ならシールド操作にドローによるリソースの確保と、その能力の全てを遺憾なく発揮することができます。
- 《不敗英雄 ヴァルハラ・グランデ》
cipで敵獣2体をフリーズさせ、マナ武装が発動すれば自分はゲームに負けなくなるという能力を有します。常在型能力であるため、敗北回避能力の中でも特に強力ですが、除去耐性が無い点には注意。
- 《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》
多色マナ武装によるスーパーS・バックで飛び出し、cipで《ナチュラル・トラップ》を放つ受け札です。相手の龍解を封じる効果も持っているため、ドラグナー相手には是非とも出したい1枚です。
- 《時の法皇 ミラダンテⅫ》
君マナ武装関係ないよね???????????
フィニッシュ時にデカルトQあたりから革命チェンジして、相手のニンジャ・ストライク等をロックするのが役目です。使いたいから入れました
- 《暴龍事変 ガイグレン》
フィニッシャー。マナ武装9で無限アタッカーとなり、そのままゲームセットまで持ち込みます。最大の懸案事項であったマナ武装が解決された今、こいつを止める術はクロック位しかありません。
- 《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》
汎用ドラグハート。選ばれると追加ターンを得るという強力なことこの上ない能力を持ちながら、龍解条件は比較的緩いというWビクトリーに相応しいカードです。
- 《龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.⁺》
場持ちのいい置きドローです。龍解後もドローによるアドバンテージを稼ぎ続け、さらにブロックされないので打点としても十分な働きが出来ます。
- 《イオの伝道師ガガ・パックン》
お手軽呪文メタです。ホワイトグリーン・リバイヴの両方から出せるので、相手が呪文を多用するデッキであれば序盤から出していきましょう。
- 《真聖教会 エンドレス・ヘブン/真・天命王 ネバーエンド》
自分のクリーチャーが破壊されるとシールドを追加できるフォートレスで、粘り強く戦える様になります。龍解条件が自己完結しているのも優秀です。龍解後はドラゴンが攻撃するたびに相手のクリーチャーをフリーズさせるという高い制圧力を持ちます。
- 《闘将銀河城 ハートバーン/超戦覇龍 ガイNEXT》
自分のドラゴンにスピードアタッカーを付与する単純ながら強力な能力を持ちます。後続のドラゴンに繋がるだけでなく、自身も無いも同然の緩い条件で龍解し、3打点を叩き込めるフィニッシュ力の高いカードです。
- 勝利セット
超次元を使うデッキなら是非とも入れておきたいカードです。単体でも能力が優秀で、特にプリンプリンはホワイトグリーン・ホールと強いシナジーがあります。
回し方
このデッキはマナを染色することによって初めて成り立ちます。3→5のマナカーブを理想としているため、2ターン目にはコートニーを着地させておきたいところです。気合いで引きましょう。
ミラクルを打った次のターンの動きは、盤面の状況によって異なります。
余裕がありそうなら《獅子王の遺跡》で更なるマナ加速を、何かしらのフィールドが設置されていたら《英雄奥義 バーニング銀河》で除去を、クリーチャーが居れば《プリンプリン》を出してロックを…と、選択肢は多くあります。
上記のカードでターンを繋いだら、マナ武装7が発動する7マナを目指しましょう。《グレンモルト「覇」》は盤面の制圧に、《デカルトQ》は手札の補充と防御を担ってくれます。
《グレンモルト「覇」》は先述の通り呼び出せる範囲が多いため、これも状況に応じて適切なカードを引っ張ってきましょう。
後は強力なドラグハートや《ガイグレン》でゲームを決めましょう。
採用候補カード
- 《牙英雄 オトマ=クット》
複数並べられる《ボルバルザーク・エクス》として使うことが出来ます。あちらと違ってスピードアタッカーは持っていませんが、コマンド・ドラゴンである点、パワーが2000高い点が優れています。
- 《怒英雄 ガイムソウ》
マナ武装発動で自身以外の火の非進化クリーチャーを踏み倒し、更にスピードアタッカーを付与というとんでもない能力を持っています。マナ武装7を共有する《グレンモルト「覇」》、または《二刀龍覇 グレンモルト「王」》等が候補に挙がります。
- 《轟く革命 レッドギラゾーン》
革命チェンジで飛んできて、自分のコマンドにスピードアタッカー・マッハファイター・アンブロッカブルを付与するカードです。このデッキのフィニッシャー級のクリーチャーは全てコマンドを持っているため、恩恵をフルに受けることが出来ます。ファイナル革命はミラダンテとの併用こそ出来ませんが、自分の他のクリーチャーを全てアンタップと、奇襲性は抜群です。
終わりに
突発的に組んだデッキでしたが、結構強力なデッキになったと思います。【薫風武装】は、こうやっていろんな文明のカードを好きに使えるところが楽しいですね。5cに通じるものを感じました。
【デュエマ】カード考察 その1 《フェアリー・ソング》
こんにちは、やすぜろです。
デッキ解説の記事を書き終えて、次は何を書こうかと色々考えていましたが、シリーズ物(?)を書いてみることにしました。
その名も「カード考察」。
大層な名前ですが、やることはただ単に、気になったカードについてだらだらと書き連ねていくだけです。つまりいつもと一緒。
不定期更新になると思いますがよろしくお願いします。
というわけで、記念すべき第1回目のカードはこちら。
《フェアリー・ソング》です。
初出はDMRP-16で、タップインではありますが、無条件に2ブーストすることが出来ます。それまでの2ブースト以上のカードといえば、《フェアリー・ミラクル》等の様に、何らかの条件があるものがほとんどでした。
しかし、このカードは無条件。これによって2→4→7のマナカーブが、かなり現実的なものになりました。
7マナといえば、そう、《知識の包囲網》ですね。
《フェアリー・ソング》を使えば、4ターン目に《知識の包囲網》を唱えることが出来ます。つまり、エクストラウィンが1ターン早まったわけですね。
こんな感じになりました。4ターン目に《知識の包囲網》を打つことさえ出来ればゲームセットなので、《ドンドン吸い込むナウ》を削る強気の調整となっています。後、2ターン目のブーストを確実なものとしたかったので《霞み妖精ジャスミン》を4枚にしました。
というわけで《フェアリー・ソング》でした。
結局iFormulaXの話してた気がしますが、これからこんな感じで続けていくのでよろしくお願いします。
【デュエマ】フォーミュラエクストラウィンを考える その2
こんにち龍回避、やすぜろです。
前回の記事の終わりにつづくとか書いておきながらそれなりに時間が経ってしまいました。
その上ブログもなんか移転してますが、心機一転ということにしておきます。
さて、前回フォーミュラエクストラウィンデッキは一応の完成を迎えました。
《知識の包囲網》で高コストのカードを見せ、一気に大量ドローし、そのまま《iFormulaX》に繋げます。《偽りの名 13/種族選別》を見せれば10枚も引けちゃいます。
…なんですが、いくつか弱点があります。
ひとつ目は《iFormulaX》を踏み倒す《時空の司令 コンボイ・トレーラー》に除去耐性がない事。パワーが低く、ブロッカーを持っているのも痛いポイントです。また、サイキック・クリーチャーであるため各種メタに引っかかるのも辛い。
ふたつ目は《コンボイ》を出した後、相手にターンを渡すので、そこで《ロスト・ソウル》なんかが飛んでくると死ぬ事。これからエクストラウィンをしますよ、というところでターンを渡すので、相手も何とかして阻止しようとしてきます。
同一ターンで全てやろうとすると15マナくらい必要になるため、現実的ではありません。となると、相手にターンを渡しつつも何もさせないようにすることが求められます。
そこで白羽の矢が立ったのがこのカード。
《エンドレス・フローズン・カーニバル》です。
その効果は強力で、相手のクリーチャーとマナゾーンのカードを全てフリーズします。文字通り、相手に「何もさせない」カードです。
手札からスノーフェアリーを5体捨てることで踏み倒せます。名目コストは15なので《包囲網》との相性もばっちり。
相手は1マナしか使えなくなるため、返しのターンでのハンデスをケアすることが出来ます。その1マナでダーツデリートされる可能性もありますが
これで方針は決まりました。
こちらがデッキリストになります。
色は前回と同じく青緑をベースにしつつ、白をタッチで採用。《エンドレス・フローズン・カーニバル》を踏み倒すためにスノーフェアリーを投入して出来上がった【スノーフェアリーiFormulaX】です。
採用カード解説
- 《ドンドン打つべしナウ》
デッキの核その1。手札を消費せず《iFormulaX》をタップできます。このデッキのために生まれたカードです。
- 《知識の包囲網》
デッキの核その2。《カーニバル》を見せて15枚ドローします。LOしそうな時は《iFormulaX》を見せたりしましょう。
- 《偽りの名 iFormulaX》
デッキの核その3にしてフィニッシャー。ターンの終わりにタップされてて手札が10枚以上あれば俺の勝ち!手札がいっぱいでよかった。
- 《エンドレス・フローズン・カーニバル》
デッキの核その4。《包囲網》で見せて15枚ドロー、引き込んだスノーフェアリーを捨ててそのまま唱えます。
- 2コストスノーフェアリー
このデッキは、如何に「最速で7マナまで貯めて包囲網を打つか」にかかっています。2→4のマナカーブを確実なものにすべく、2コストスノーフェアリーを各3枚、計9枚投入。《スズラン》と《ジャスミン》の比率は変えるかも?
- 《天真妖精オチャッピィ》
S・バックで踏み倒せて、墓地から1枚加速するスノーフェアリーです。S・バックは手札を捨ててしまうため、素出しでジャスミンをマナに置くのが主な仕事になりそう。
- 《眼鏡妖精コモリ》
バズレンダで1枚ドロー、cipで手札を1枚マナに置きます。初手で手札に来たら色的にもマナに置くことになりそう。
- 《フェアリー・シャワー》
1枚引いて1枚加速できる汎用S・トリガーです。2→4のマナカーブが繋がる先の1つ。
- 《恋愛妖精アジサイ》
水あげてた子です。スノーフェアリーが出ると1枚引けるので、リソースを切らさずに展開していけます。《アジサイ》が場にいる状況でマナから《スズラン》を出せば手札を消費せずにドローができます。
- 受け札たち
頼むからシールドに入っていてくれ…
回し方
このデッキの根幹を成すのは、何と言っても《包囲網》と《カーニバル》のシナジーです。一度これを決めてしまえばほぼ勝ちみたいなもんなので、先述の通り最速でマナを7まで貯めましょう。
2→4のマナカーブを繋いだら、手札の状況を考慮して次のターンの動きを決めます。パーツが揃っているなら《フェアリー・シャワー》などで加速を、揃っていないなら《ドンドン吸い込むナウ》でサーチしましょう。
最速5ターン、遅くとも6ターン目には7マナ貯まっているはずなので、そこから一気に畳みかけて勝負を決めましょう。《カーニバル》が決まれば、まず負けることはありません。ダーツデリートに震えろ
プレイングの注意点として、この流れは《包囲網》からスタートします。《包囲網》が引けないことには何も始まらないので、迂闊にマナに置いたりしないようにしましょう。
また、少々安定感は落ちますが、《カーニバル》が引けていない時は《FormulaX》を見せるのもアリです。
改善点
実際に回してみて、いくつか改善点が見つかったので書いていきます。
- 受け札が少ない
リストでは《ドンドン吸い込むナウ》《天体妖精エスメル》《終末の時計 ザ・クロック》の3種計9枚の受け札が投入されていますが、回してみると思ったより足りないように感じました。上手いことG・ストライクなんかも入れられたら良かったんですがね…とりあえず《クロック》を4枚にしました。
- 《カーニバル》が打てない
ほんっっっっっっっっっっっっとうに稀なケースなんですが、《カーニバル》を見せて引いた15枚の中にスノーフェアリーが5枚無かったことがありました。冗談みたいな話ですが、いざ起きると笑い事じゃないんですよこれ…
《フェアリー・シャワー》をそのまま《妖精 アジサイ-2》にすることで解決しそうです。
- 《カーニバル》が打てない(その2)
このデッキ、一気に15枚引いたりする関係上、めちゃくちゃ山札を掘るんですよ。2回《包囲網》打ったらLOして死にます。それだけでなく、状況によっては1回目だとしても山札が切れかねない事態に陥ることがあります。なので、何かしら山札回復カードを入れたほうがいいような気もしてきました。
終わりに
というわけで2回にわたったiFormulaXデッキの考察も終わりです。なんだかんだそれなりに戦えるデッキが完成したので良かったですね。
まだまだ改善点は出てきそうですが、一旦の区切りとしておきましょう。