【デュエマ】フォーミュラエクストラウィンを考える その2
こんにち龍回避、やすぜろです。
前回の記事の終わりにつづくとか書いておきながらそれなりに時間が経ってしまいました。
その上ブログもなんか移転してますが、心機一転ということにしておきます。
さて、前回フォーミュラエクストラウィンデッキは一応の完成を迎えました。
《知識の包囲網》で高コストのカードを見せ、一気に大量ドローし、そのまま《iFormulaX》に繋げます。《偽りの名 13/種族選別》を見せれば10枚も引けちゃいます。
…なんですが、いくつか弱点があります。
ひとつ目は《iFormulaX》を踏み倒す《時空の司令 コンボイ・トレーラー》に除去耐性がない事。パワーが低く、ブロッカーを持っているのも痛いポイントです。また、サイキック・クリーチャーであるため各種メタに引っかかるのも辛い。
ふたつ目は《コンボイ》を出した後、相手にターンを渡すので、そこで《ロスト・ソウル》なんかが飛んでくると死ぬ事。これからエクストラウィンをしますよ、というところでターンを渡すので、相手も何とかして阻止しようとしてきます。
同一ターンで全てやろうとすると15マナくらい必要になるため、現実的ではありません。となると、相手にターンを渡しつつも何もさせないようにすることが求められます。
そこで白羽の矢が立ったのがこのカード。
《エンドレス・フローズン・カーニバル》です。
その効果は強力で、相手のクリーチャーとマナゾーンのカードを全てフリーズします。文字通り、相手に「何もさせない」カードです。
手札からスノーフェアリーを5体捨てることで踏み倒せます。名目コストは15なので《包囲網》との相性もばっちり。
相手は1マナしか使えなくなるため、返しのターンでのハンデスをケアすることが出来ます。その1マナでダーツデリートされる可能性もありますが
これで方針は決まりました。
こちらがデッキリストになります。
色は前回と同じく青緑をベースにしつつ、白をタッチで採用。《エンドレス・フローズン・カーニバル》を踏み倒すためにスノーフェアリーを投入して出来上がった【スノーフェアリーiFormulaX】です。
採用カード解説
- 《ドンドン打つべしナウ》
デッキの核その1。手札を消費せず《iFormulaX》をタップできます。このデッキのために生まれたカードです。
- 《知識の包囲網》
デッキの核その2。《カーニバル》を見せて15枚ドローします。LOしそうな時は《iFormulaX》を見せたりしましょう。
- 《偽りの名 iFormulaX》
デッキの核その3にしてフィニッシャー。ターンの終わりにタップされてて手札が10枚以上あれば俺の勝ち!手札がいっぱいでよかった。
- 《エンドレス・フローズン・カーニバル》
デッキの核その4。《包囲網》で見せて15枚ドロー、引き込んだスノーフェアリーを捨ててそのまま唱えます。
- 2コストスノーフェアリー
このデッキは、如何に「最速で7マナまで貯めて包囲網を打つか」にかかっています。2→4のマナカーブを確実なものにすべく、2コストスノーフェアリーを各3枚、計9枚投入。《スズラン》と《ジャスミン》の比率は変えるかも?
- 《天真妖精オチャッピィ》
S・バックで踏み倒せて、墓地から1枚加速するスノーフェアリーです。S・バックは手札を捨ててしまうため、素出しでジャスミンをマナに置くのが主な仕事になりそう。
- 《眼鏡妖精コモリ》
バズレンダで1枚ドロー、cipで手札を1枚マナに置きます。初手で手札に来たら色的にもマナに置くことになりそう。
- 《フェアリー・シャワー》
1枚引いて1枚加速できる汎用S・トリガーです。2→4のマナカーブが繋がる先の1つ。
- 《恋愛妖精アジサイ》
水あげてた子です。スノーフェアリーが出ると1枚引けるので、リソースを切らさずに展開していけます。《アジサイ》が場にいる状況でマナから《スズラン》を出せば手札を消費せずにドローができます。
- 受け札たち
頼むからシールドに入っていてくれ…
回し方
このデッキの根幹を成すのは、何と言っても《包囲網》と《カーニバル》のシナジーです。一度これを決めてしまえばほぼ勝ちみたいなもんなので、先述の通り最速でマナを7まで貯めましょう。
2→4のマナカーブを繋いだら、手札の状況を考慮して次のターンの動きを決めます。パーツが揃っているなら《フェアリー・シャワー》などで加速を、揃っていないなら《ドンドン吸い込むナウ》でサーチしましょう。
最速5ターン、遅くとも6ターン目には7マナ貯まっているはずなので、そこから一気に畳みかけて勝負を決めましょう。《カーニバル》が決まれば、まず負けることはありません。ダーツデリートに震えろ
プレイングの注意点として、この流れは《包囲網》からスタートします。《包囲網》が引けないことには何も始まらないので、迂闊にマナに置いたりしないようにしましょう。
また、少々安定感は落ちますが、《カーニバル》が引けていない時は《FormulaX》を見せるのもアリです。
改善点
実際に回してみて、いくつか改善点が見つかったので書いていきます。
- 受け札が少ない
リストでは《ドンドン吸い込むナウ》《天体妖精エスメル》《終末の時計 ザ・クロック》の3種計9枚の受け札が投入されていますが、回してみると思ったより足りないように感じました。上手いことG・ストライクなんかも入れられたら良かったんですがね…とりあえず《クロック》を4枚にしました。
- 《カーニバル》が打てない
ほんっっっっっっっっっっっっとうに稀なケースなんですが、《カーニバル》を見せて引いた15枚の中にスノーフェアリーが5枚無かったことがありました。冗談みたいな話ですが、いざ起きると笑い事じゃないんですよこれ…
《フェアリー・シャワー》をそのまま《妖精 アジサイ-2》にすることで解決しそうです。
- 《カーニバル》が打てない(その2)
このデッキ、一気に15枚引いたりする関係上、めちゃくちゃ山札を掘るんですよ。2回《包囲網》打ったらLOして死にます。それだけでなく、状況によっては1回目だとしても山札が切れかねない事態に陥ることがあります。なので、何かしら山札回復カードを入れたほうがいいような気もしてきました。
終わりに
というわけで2回にわたったiFormulaXデッキの考察も終わりです。なんだかんだそれなりに戦えるデッキが完成したので良かったですね。
まだまだ改善点は出てきそうですが、一旦の区切りとしておきましょう。